2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

奴隷制国家

■「ニュータウンは黄昏れて」(垣谷美雨著、新潮社、2013年)を読む。 確かに全体に黄昏が感じられる。ニュータウンの日常やらストーカの金持ちを友人同士で押し付け合うのが非日常か。リストラ家庭あり、不登校あり、実際の話をうまくつなげてあったよう…

公園

■鉢伏山 最近トレーニング不足である。雪のある春山の予定があるので、鍛えておかなければならない。今年は、白馬岳でなだれ、赤長けで滑落、富士山で転落など多い。標高的にも似たような山である。もちろん百名山である。ここは、何年か前に遭難が起きてい…

解雇規制緩和

■「そして、人生はつづく」(川本三郎著、平凡社、2013年)を読む。 映画のロケ地を散歩したり、鉄道で回ったりという内容が多かった。映画関係の仕事が中心なのだろうと思いながらであった。鉄道はいわゆる乗り鉄かと思っていたが、動く書斎という使い方…

目的工学

■「55歳からのハローワーク」(村上 龍著、幻冬舎、2013年)を読む。 予約して何カ月もかかったようだ。定年前後のいりいろの人の生活、生活苦が描かれている。妙に事実っぽいと思う。これは、綿密な取材によって厚みが増しているのだと思う。読みやすく…

退職勧奨

■「幸福な日々があります」(朝倉かすみ著、集英社、2013年)を読む。 恋愛結婚して別居するまでの、した後の心情を女性の立場で書かれている。正直怖いと思う。これは著者自身のことをモチーフにしていると思う。一般的に考えれば子供に恵まれず離婚とい…

65歳定年時代

■「うれしくて今夜は眠れない」(椎名 誠著、毎日新聞社、2012年)を読む。 週刊誌に連載されたコラムのまとめられたものであった。楽しい話ばかりである。著者はアウトドア系で登山やキャンプの話も出て来た。ヒンズースクワットを毎日300回というのは…

5年後に必要とされる人材か

■「週末カミング」(柴崎友香著、角川書店、2013年)を読む。 タイトルが見たこともない単語である。奇を衒っているのだと思うが、中身は日常の話である。特に事件らしいものはない。あとがきで分かったが週末に起きそうなことを綴ったとのこと。登山の話…

立山の花

■立山の花 今日は家人が早出勤務のため、「♪朝飯食わずに〜」職場まで送って行く。ガソリン代が値下がりしているとは言え、高値感が残っている。今を円安というがごとくである。円高傾向であることにはちがいないだろう。人の意識はめまぐるしく変わる。自分の…

弱みビジネス

■弱みビジネス 今日は出勤日であった。溜まっている仕事が片付いた。帰りのロッカー室で誰かがDVDを返さなければと急いでいた。 忘れていたこと、いや正確に言うと忘れようよしていたことを思い出した。 しばらく前、DVDを返却して欲しいと子供に頼ま…

緑茶やコーヒー

■「おまけの人生」(本川達雄著、阪急コミュニケーションズ、2005年)を読む。 大学の先生の書かれた本であり、読みやすかった。どんどん引き込まれて行く。最後の道元の話は良かった。偶然に正法眼蔵に当たろうか思っていたところであった。 道元の時間と…

風力発電

■「日本経済読本」(金森久雄・大守 隆史編、東洋経済新聞社、2013年)を読む。 いつもは、日本経済新聞社からのを読み続けているが、今回は別の出版社にした。自分の知識が古くなっており、定期的にブラッシュアップしなければと考えている。大半忘れ去っ…

自殺者数減少

■「あるセールスマンの真空物語」(川田 鶴勇著、かまくら春秋社、2013年)を読む。 タイトルからは想像もつかなかったが、真空装置関係の自分史であった。普通の自分史ではなく、途中専門的な解説もあり、自分の仕事に関連する箇所も多数出て来た。それに…

不要な50代を一掃

■「本を読む幸せ」(福原義春著、求龍堂、2013年)を読む。 書評なのか、感想文なのか、膨大な読書量の中から100編ほど紹介されていたが、1編が2〜3枚と短いのがいい。翻訳物が多く、少し閉口した。いくつか、抜粋したい。 「昇進しないようにするこ…

一矢報いたい

■「日本一やさしい 新会社法の学校」(樋口正登監修、ナツメ社、2006年)を読む。 自分が学習したのは会社法以前であり、そのころの知識が邪魔になっている。かと言っていまさら難解な専門書を読む気も起らず、悩んでいたところ、簡単な参考書から入ろうと…

伊吹山

■伊吹山 滋賀県の最高峰である。標高だけで見ると富山の里山っぽいが、富山では登山口の標高がある程度あり、標高差が少ない。しかし、ここは、標高差910mあり、やさしくはない山である。http://tsuenich.web.fc2.com/20130414blog.html

サクラ

■サクラ 絶好の山行きの天候であった。今朝新聞では春山登山の警戒訓練の記事が載っていた。しかし、今日は選挙に行くという大事な用がある。いつもの、期日前投票である。 朝、家事を終えてやおら出掛ける。いい天気だ。そういえば松川沿いの桜はゆっくり見…

からっぽな人生

■「ナインデイズ」(河原れん著、幻冬舎、2012年)を読む。 ニュースや新聞で知っていたつもりでいたが、この本で臨場感が伝わってきた。恐らく、実在の人物をモデルにしているのだろう。東日本大震災の岩手県の話である。福島ばかり 強調されているが、そ…

自営業者の自殺

■「脱獄者は白い夢を見る」(壇上志保著、新潮社、2012年)を読む。 悲しい話であった。作者の経験がベースになっているだろうが、章ごとに話のつながりが分からず、良く分からなかった。女子刑務所の中の話で、主人公の私は無実の罪で投獄されたのか、高…

サービス残業は会社を潰す

■「山へ登ろう。いろんな山へ」(勝尾金弥著、桂書房、2013年)を読む。 深田久弥といえば日本百名山の著者としか知らなかった。この本は、久弥の生い立ちや山との関わりが書かれてあり感動であった。石川県在住であり、文中に親知らずや剱岳のことも出て…

定年延長

■「マクドナルドはさぜケータイで安売りを始めたのか?」(吉本佳生著、講談社、2010年)を読む。 中学生を対象に書かれた経済学の本である。内容は分かりやすく、かつ高度であった。日頃何気なく使っているクーポン、100円ショップのからくり、おまけ…

石器時代

■「ぼくらの黒(ブラック)会社戦争」(宗田 理著、角川つばさ文庫、2013年)を読む。 小学生向けの内容であった。しかし、面白かった。痛快なおばあさんが登場して悪をやっつけるところは良かったが。携帯を操作でき、人間の言葉を理解できるネズミが登場…

怠惰な休日

■怠惰な休日 昨日はどのくらい歩いただろうか。20km以上は確実である。そのまま、飲み会に参加したものだから、ビールをしこたま飲んで、帰宅後バタンキューであった。ブログを更新してなかったので、夜中に目が覚め、そのまま朝を迎える。家人は出勤日…

鋲ケ岳

■鋲ケ岳http://tsuenich.web.fc2.com/20130406blog.html

僕は人生の宿題を果たす旅

■「変」(莫 言著、明石書店、2013年)を読む。 中国の作家の翻訳である。初めてではなかろうか。カタカナ名の固有名詞も閉口するが読めない漢字も閉口である。ところどころ、訳者の注記があったが、お国事情が分からずである。筋は何となくわかった。著者…

仁義なき企業

■「学べる!山歩きの地図読み」(佐々木亨著、山と渓谷社、2013年)を読む。 この手の本は何冊か読んでいるが、繰り返し読むことが必要である。人間は忘れる動物である。いつも何か新しい知識を得ている。巻頭の目的は良かった。「自分で計画を立て、道迷い…

ワイヤレス給電

■「シニア起業の成功術」(志村和次郎著、中央経済社、2013年)を読む。 すごくまともな内容であり、自分の考えとの隔たりが感じられた。たぶん、自分の方がおかしいのだろうと思う。まず、起業の計画には先ず、撤退戦略が必要であると考えているが何処に…

詐欺のメール

■「天声人語2012冬」(朝日新聞論説委員室、原書房、2013年)を読む。 格調高い文章に触れたいと手に取ったが、対訳であった。別に英語の勉強をしようとした訳でもない。そのため、読む量は半分以下であった。漢字には全てルビが振ってあり、外国の方…

鬱病

■「ナノテクノロジーの国際標準化」(小野 晃監修・田中 正身弓編著、日本規格協会、2013年)を読む。 分かっているようで分かっていないと思ったので手に取った。 ナノテクノロジーの定義が載っている。「個々の原子ないし分子に関連する、あるいはバルク…