2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

大晦日

■「谷川岳 霧の殺意」(梓 林太郎著、ワンツーマガジン社、2006年)を読む。 普段は読むことがないミステリーである。この手の多くの小説は犯人が最初から絡んでおり、最後にどんでん返しということが多かったように思ったが、これは最後に真犯人が特定…

ぶらり

■「日経新聞の裏を読め」(木下晃伸著、角川新書、2008年)を読む。 「量は質に変化する。」、ドラッカー曰く「すでに起きた未来」、日経テレコン21を無料で使う方法は役立つと思う。さっそく、家人に言ってグルメ株購入のために口座開設を頼もう。自…

なんか疲れる

■「しがみつかない死に方」(香山リカ著、角川書店、2010年)を読む。 トレンドなテーマである。NHKが無縁社会を放映したり、30代の有名タレントが孤独死したりしている。本の中で数千冊の本に埋もれたまま孤独死された30代女性の記事が紹介され…

冬の稲妻

■「日本の空をみつめて」(倉嶋 厚著、岩波書店、2009年)を読む。 気象関係の方である。定年後NHKの気象予報をされていたそうである。この本は毎回のエッセイをまとめたものだが、古今東西の俳句やら気象用語やらが多く勉強になる。どのような分野で…

本を読むということ

■本を読むということ 先ほど、ダイヤモンドという雑誌のWEB版を見ていたら、2万冊くらいの本を読んでいる人が、年末年始に薦める本を紹介していた。最後の締めが良かった 本を1冊読む人と、10冊読む人の差は10倍にあらず、知識が融合されてそれ以上…

歳の瀬

■歳の瀬 これで3週間山へ入っていないばかりか、トレーニングもやっていない。この付けがどのような形で返ってくるのか。自分にとっては自業自得ながら怖い話である。年末年始と友人達が帰省してくるので、飲む機会もあるだろう。昔はカラオケが定番であっ…

つま恋

■「ぢぢ放談」(永 六輔・矢崎泰久著、創出版、2010年)を読む。 笑った、笑った眼から涙が出るほど笑った。これは、いい。歳を自覚した事件があった。会社の更衣室である。作業ズボンを脱ぎ通勤用のズボンをはこうとしたら、足がズボンの股のところで引…

■「『超』リタイヤ術」(野口悠紀雄、新潮社、2004年)を読む。 心に残った言葉を書き記そう。 『100歳近くまで生きた人の多くは高齢期なってから外国語を学び始めた。』 『数学は最高の趣味』 内容のほとんどが年金制度の問題を扱っており、既に知っ…

お好み焼き

■「パパも大学院へ」(岩橋浩文著、星雲社、2000年)を読む。 この本は今の自分の立場にぴったりであった。研究計画書は2年間で終わる内容でなくてもいいということに勇気づけられた。著者は、高卒で通信教育で大学を卒業され、県庁に就職し、大学院へ…

お寺見物

■「ゆっくりやさしく社会を変える」(秋山訓子著、講談社、2010年)を読む。 世の中は劇的には変わらない。しかし、変わる前には当人が意識している、していないにも関わらず変化の兆候があるというのが、自分の持論であった。この本でそれがあながち的…

山岳宗教など

■「洞山」(椎名宏雄著、臨川書店、2010年)を読む。 曹洞宗といえば、道元である。これが、中国の曹山、洞山から来ていることは初めて知った。老い先短くなるにつけ宗教への関心は強まる。特に禅宗はいい。昨年の道元の映画も見に行った。道元といえば…

正月の天気

■「麗しい生き方」(池坊専永著、PHP、2010年)を読む。 いけばなの本である。このジャンルは初めてでなかろうか。エッセイ集ということで手に取った次第である。内容は、少し難しかったものの、各章にいけばなの写真が素人の自分が見てもいいなあ、…

太った

■「日本の活路」(渡辺利夫・三浦朱門著、海竜社、2009年)を読む。 薄い本であり、通常なら4〜5時間で読み終えるところ、3日もかかっている。政治はむずかい。賛同したというか、理解できたところは教育が悪いということだ。自分も10年前位からそ…

2010年の十大ニュース

■「死ぬには良い日だ」(デニス・バンクス、リチャード・アードス著、三五館、2010年)を読む。 アメリカインディアンだった作者の生まれてから今日74歳までの回顧録である。人種差別と戦ってきた軌跡が描かれてあった。どうもカタカナの名前は苦手で…

バックアップ

■「終わりよければすべてよし」(宍戸ユウ子著、NHK出版、2010年)を読む。 俳優の奥方の闘病記であった。しかし、どこにも暗いところがなかった。芯が強いとはこういうことをいうのだろうか。強いことは、明るい。しかし、陰で涙しているんだろうな…

風邪

■「草枕」(夏目漱石著、岩波書店、昭和41年)を読む。 最近読んだ本に『草枕』に描かれている高等遊民なることがらが数冊紹介されており、原書で読むことにした。 中学生の時のA君はこの全集を全巻読んだと豪語していたことを思い出す。 よく引き合いに出…

単独行者を読む

■「単独行者」(谷 甲州著、山と渓谷社、2010年)を読む。 登山雑誌に連載されていたのが単行本化された。残念なのは挿絵が省かれている。雑誌には毎回挿絵があり、読んでいて理解しやすかったのにと残念である。加藤文太郎伝である。新田次郎が「孤高の…

3日ぼうず

■仕事関係の本ならいいのいでないかと禁書宣言を緩めたとたん、元の木阿弥になってしまった。意志が弱いのう。■「動き出したレアメタル代替戦略」(原田幸明、川西純一著、日刊工業新聞社、2010年)を読む。 末恐ろしい、かつ、将来が楽しみな本であった…

本当か?

■ニュースで高額なおせち料理が売れているとあった。旅行に金を使うよりも家でプチ贅沢嗜好の表れとか言ってた。今日フェリオで確認してきたら、6万円以上のセットに完売のシールが貼ってあった。いくつ用意しているか分からないが大いに驚いた。

ガ〜ン!

■午前中、医者へ行って来た。結果は思わしくなく、進行性の病の可能性があるそうだ。来月再検査という結果であった。この歳まで生きていると相手が何を考えているか分かるようになるらしい。医者を見ていると『カモが来た。どんどん検査をして医療報酬を稼ご…

ガイショク本

■ガイショク本 眼科を予約した。一刻も早い方が良いだろう。しばらくは、眼を酷使する生活は避けなければならないだろう。最近、漢字でガイショク本というのが発売され眺めてみた。ラーメンの章をゆっくりみていたが、自分のひいきにしている店がない。とい…

めまい

■「B型の品格」(小林信彦著、文藝春秋、2009年)を読む。 この著者の本は何冊か読んでいる。この本は、連載エッセイの単行本化であった。映画の話が多く幾分閉口した。小林秀雄の言葉で、一人の作家を知るためにはその人の全集をくまなく読めという。最…

こだわり

■「ストレスに負けない生活」(熊野宏昭著、ちくま新書、2008年)を読む。 本書の内容のいくつかの内容は、既に実行しているか、知識として知っている内容であった。内容は自分には難解で専門書といってもいいのではないか。知っているページはどうしても…

ルーツ

■「千円札は拾うな」(安田佳生著、サンマーク出版、2008年)を読む。 昔、新聞などで紹介されていた本である。たまたま眼にとまったので読んでみた。 『常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう』(アインシュタイン)、成長とは…

無題

■「山岳装備大全」(ホーボージュン・村石太郎著、山と渓谷社、2010年)を読む。 本格的に山をやろうかと考えている。やはり装備に関する知識は欠かせない。この本も雑誌に掲載さえたものをまとめたものだ。はっきり専門書と言っていいだろう。読み進める…

ただ歩いて、カレー中華とコーヒーを楽しもう

■スパロー&トワイス 前から気になっていた新湊のカレー中華発生のスパローさんとこのブログでコメントを寄せていただいた『謎の男』さんから紹介いただいたコーヒーのおいしいトワイスさんを歩いてハシゴしてきました。 高岡ぐらいまでは散歩圏内です。(↓…

図書館

■図書館 図書館へ行くのは毎週の日課になった。返却はその都度、通勤途中の分館のブックポストに入れているので、予約本の受け取りが多い。このところCICにある分室にしている。20分無料の駅前パーキングを利用して15分ほどの勝負になる。しかし、も…

タイヤ交換

■「華恵、山に行く」(華恵著、山と渓谷社、2010年)を読む。 アメリカ生まれの女子高校生モデルの本であった。出だしから度肝を抜かれた。ハーネスという単語と岩登りがある。次には冬山登山の話とスゴイ本である。この本を読んで関東方面はいいなあと感…

登山人口

■「電子書籍元年」(田代真人著、インプレスジャパン、2010年)を読む。 自分の目的とする自主出版のことが詳しく解説してあった。もう数年様子を見ておこうと思う。やっぱり、電子化の流れは止まらないという主張であった。自分のように紙の書物にこだ…

だいぶ世間とずれてきたなあ

■「老いるについて」(浜田 晋著、岩波書店、2010年)を読む。 この引きこまれる文章はなんだろうか。こういう文書に出会うとうれしくなる。すぐに1時間や2時間は経ってしまう。これが読書の醍醐味だろうか。 『老いるにつけ、ちょっとしたこと、が多…