2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ペンキ塗り

■「人間万事嘘ばっかり」(山田風太郎著、筑摩書房、2010年)を読む。 忍術物をいろいろ書いていた作家ということしか知らない。過去の日記を披露しており、「私には、ジンツウリキがある。虫が好かん奴が片っ端から死んでしまった」というのが面白い。…

ザード

■「週末作家入門」(廣川州伸著、講談社現代新書、2005年)読む。 読み始めて違和感があった。それは活字の字体である。ん〜ん、最期まで読めるかな。 大切なのは気分である、という主張は気に入った。しかし、自分には絶対不可能であることが分かってし…

連休が始まる

■「経済古典は役に立つ」(竹中平蔵著、光文社新書、2010年)を読む。 「先達たちは、考えに考えた末に、深い洞察を行っている。その中に99%の正解と1%の誤りがあったかもしれない。」この言葉は、いい言葉だと思った。 神の見えざる手、ケイジニア…

忘れた

■「定年先遣隊」(竹沢利器雄著、花伝社、2006年)を読む。 本人も書いているが、合掌にダンスにギターに水泳、料理に司法試験に本の出版、そして登山といろいろやり過ぎのような気がする。参考になればと選んだが、あまり参考にならなかったようだ。ア…

春の風

■「山歩きを楽しむ ゆるトレッキング」(高岡英夫著、Gakken、2008年)を読む。 内容はなかなか高度であった。特に「一流登山家は宇宙と一体化する」は分かるきがする。呼吸一つでも奥が深いと思っているが、歩くということも奥が深い。何事も精進…

ツイトウ

■「これから」(夏目房之介、講談社、2000年)を読む。 この著者のエッセイは2冊目である。年代が近いことと、本文に挿入されている本人のまんがというか挿絵がひどく気に入っている。夏目漱石の三代目であるが、まんが批評家という職業らしい。エッセ…

ボランティア活動

■この時期ボランティアと言えば、東北大震災に伴うことが多いが、雑木林の伐採および遊歩道整備のボランティアに参加した。当然ながら手弁当である。山を歩いていて登山道の整備が悪いと不機嫌になったものだが、天の声か「なら、お前がやってみろ」と言われ…

鶴の字のラーメン屋さん

■予定では、鍬崎山の独標までを計画していた。ライチョウバレーのゴンドラが半額になるというのが理由である。しかし、雨予報であったのでやめた。これが地元の利であろう。図書館で本を一週間分借りてくることと、所属しているインターネット市民塾の開講式…

10,000人目の賞品

■「人、中年に到る」(四方田犬彦著、白水社、2010年)を読む。 著者は、大学院卒業から文筆業に入り99冊発行したというからすごい人だと感じた。 内容は真面目で重たく感じた。著者の博識ぶりが全面に出ていた。すごい人だと感じた。蔵書2万冊にもび…

諦めが肝心

■「老楽力」(外山滋比古著、展望社、2006年)を読む。 「浜までは海女も蓑着る時雨かな」(瓢水) 「ころぶな カゼひくな 義理を欠け」(岸 信介) 「青春とは臆病さを退ける勇気 安きにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する ときには、二十歳の青年…

太陽光発電

■「山岳修験への招待」(宮家 準編、新人物ブックス、2011年)を読む。 こんな本を待ち焦がれていたと思った。いろいろな方が書いているが、修行の内容については、写真や文では理解できないということで、追体験するしかないということにガッテンした。…

怒り

■「偶然とは何か」(竹内 啓著、岩波新書、2010年)を読む。 専門書ではないか。難しい本であった。偶然や必然をここまで語った本はないであろう。哲学や宗教などとの結びつきが強い。統計学的な要素も取り入れている。自分なりの感想は偶然は解説されな…

無題

■「散歩とカツ丼」(日本エッセイストクラブ編、文藝春秋、2010年)を読む。 この本は10年版であるが、数年前のも読んだ記憶がある。エッセイを書くためのお手本になる本である。感動の嵐である。反面、自分には書けないだろうなあという気持ちも湧い…

テレビ番組

■テレビ番組 テレビはあまり見ないほうだと思っている。理由は、面白くないからである。しかし、昨日の103で放映されていたパタゴニアレースは感動した。新聞の番組欄など見ていないので偶然付けたらやっていたに過ぎない。男3人、女1人の混成チームで…

金縛り

■金縛り 「かなしばり」と入力して変換したらこの文字が出て来たのでそのまま使う。 もう何回目だろうか、こういうことが時々起る。今回のは特にひどかった。疲れ果てて、腕組みをしながら眠っていたらしい。自然に体が横になる。そうすると腕組みをしている…

体調悪し

■帰宅後、子供たちに夕飯を食べさせた後、「バカ殿」を見ていたら眠ってしまったようだ。23時に起きた。疲れているようなのですぐ寝よう。今朝も市販の薬を飲んで出勤している。

干いも

■「高齢者がうつ病になるとき」(西脇 巽著、大月書店、2010年)を読む。 高齢者の場合、喪失体験のたびにうつ病の危機が訪れるという。それなら、持たない生活が一番効果があるようだ。最近その方面の情報にもお目にかかる。失うものが少なければ危機が…

メールが楽しみ

■「愚直に勝る天才なし」(清田茂男著、講談社、2010年)を読む。 久しぶりに心が洗われるような本に出会った。仕事関係との関連もあり、いくぶん興奮気味であった。やはり、世の中の流れを察知して絶えず変化しながらの生き方が一番強いのだと改めて強…

パソコン故障j?

■「小説家たちの休日」(川本三郎著、文藝春秋、2010年)を読む。 自分の周辺では、作家の写真をお目にかかれない。この本は、写真を多く掲載しており生の感動が伝わっている。知っている作家も知らなかった作家も多くいる。驚いたのは作家同士のつなが…

テレビに映った(らしい)

■「豊かさとは何か」(暉峻淑子著、岩波新書、1989年)を読む。 最近読んだ何かの本で紹介されていたので、読むことにした。しかし、著者名がなかなか出てこないのに苦労した。『てるおかいつこ』さんと読む。 静かさの価値を守る、というのが印象に残っ…

弥陀ヶ原

■弥陀ヶ原 アルペンルートが開通した。もっとも宣伝は16日からの本開通をメインにしている。これは、「雪の大谷」を全面にしている。毎年2時間待ちを覚悟しなければならない。しかし、散策や登山を目的にしている人たちにとって2時間は致命的である。こ…

自己流の限界

■自己流の限界 カンジキの調整を習いに登山専門店に行った。快く引き受けてくれた。折り返しの緩み止めという説明書は文字だけなので自己流でやったが、結果はNGであった。専門家は違う、自分が折り返しと思っていたところをさらに逆に折り返す。普通は金…

近くのラーメン屋さんが閉店

■「人生としての川柳」(木津川 計著、角川学芸出版、2010年)を読む。 川柳に興味を持ち始めている。きっかけは、『サラ川』である。この大笑いでもなく、幾分風刺を利かせてクスッとなるのがたまらない。自分でも作れるだろうか。出来たら、パパソコン…

電子ブック

■「蟹工船」(小林多喜二著、青空文庫、1929年)を読む。 本が切れた時のために青空文庫を読むことにしていた。メモ帳に展開されたが、右端 で折り返すという指定をするとスクロールせずに読むことができた。しかし、横書きで読みにくい、慣れの問題なの…

頭痛

■頭痛 昼過ぎから猛烈な頭痛が襲ってきた。軽く吐き気もする。16時から勉強会があり、どうしても出なければならない。帰宅し、夕食、入浴もそこそこに頭痛薬を飲まずに過ごしている。治る気配はない。こんな日は、すぐ寝るに限る。

筋肉痛

■「君は歩いて行くらん」(早坂 暁著、求龍堂、2010年)を読む。 中川幸夫氏の伝記であった。夏目漱石、正岡子規、森鴎外、与謝野鉄幹、空海などすごい人達が出てくる。しかし、漢字が多く難解であったので、半分ほどで読むのを諦めた。タイトルからしか…

VISTAが早くなった

■「輝く中年の星になれ!」(神足祐司著、講談社、1999年)を読む。 表紙の挿絵が毛の無い男性だったので、50代を想定していると思ったが、中年とは37歳からだという主張が展開されており、しょうしょう驚いている。 どの章もなんとなく魅かれるもの…

牛岳(小牧堰堤コース)

■4月に入り、奥医王山へ行こうと計画を進めていた。しかし、リフトは稼働期間を終了しており、最寄りの駅であるJR福光駅からタクシーで3500円というアクセスの悪さであったので、雪山は来年までお預けである。イオックスアローザにはマイカーで行くし…

惰眠

■惰眠 「春眠(しゅんみん)暁(あかつき)を覚えず」というのは、孟浩然の「春暁」から出たようだ。意味は、春の夜はまことに眠り心地がいいので、朝が来たことにも気付かず、つい寝過ごしてしまうということらしい。 しかし、ひねくれものの自分はモノは言い用…

本が切れた

■「津波から生き残る」(津波研究小委員会編、丸善、2010年)を読む。 今回の東北震災に遭われた方々もこの本を読んでいたらなあ、と思いながら読了した。 昨年出版されたばかりである。災害は忘れたころにやってくる。今我々ができることは未来へと語り…