2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

65歳雇用

■「千五百秋に」(北日本新聞社編集局、北日本新聞社、2013年)を読む。 地元の朝刊に連載されていたのが単行本になった。まずタイトルが読めないし意味がわからない。奇をてらったやり方にはムッ!とするが、読んで行くにしたがって力強いメッセージが…

マイカー

■「作家の昼下がり」(船崎克彦著、パロル舎、2010年)を読む。 少し難しい。初めて書いた児童文学小説が認められて作家になった人である。対談のお化けと妖怪の話は面白かった。■マイカー 日経ビジネスからの抜粋である。 もはやマイカーを持たなくとも…

読書の効果

■「とにかく散歩いたしましょう」(小川洋子著、毎日新聞社、2012年)を読む。 エッセイである。これだけのものを書くための苦労が垣間見えた。 「小説を書き始める時はいつもこんな調子だ。私の頭に立派なテーマがまずあって、それを表現するのにふさわ…

スマートフォンの時代は終わる

■「『いつ死んでもいい』老い方」(外山滋比古著、講談社、2011年)を読む。 この人の本は何冊か読んでいるので、似たような話があった(ようだ)。ひょっとして一度読んでいたかもしれないが、どうでもいいことだ。この様な事を避ける意味で新刊書を中…

確定申告

■確定申告 朝から変な天気だった。晴れ間がでたかと思うと、雪が断続的に降りしきる。風も横から吹いており、軽い吹雪模様であった。図書館まで歩いて行こうと直前までは構えていたが、どうも調子がよくない。仕方がないので自家用車で向かう。結局、県立の…

コーヒーショップ

■コーヒーショップ 朝から体調がすぐれない。今日と明日は家人が休みであり、こんな日は年にあるかないかである。「氷見の民宿へでも行ったら、どう?歩いて!」と有りがたい言葉を掛けてもらった。「そうだなあ。民宿に一泊して能登まで歩こうかねえ。」と…

入山税 導入検討の長野県

■「解雇最前線」(鈴木 剛著、旬報社、2012年)を読む。 ほとんど知っている内容であった。 『PIPは、達成不可能な過大な課題を業務命令として与える。』から始まる。 パワハラの定義 ① 身体的な攻撃・・・暴行・障害 ② 精神的な攻撃・・・脅迫・名誉…

年金70歳支給に備える

■「貧乏暇あり」(須賀章雅著、論創社、2013年)を読む。 古本屋を商売にされて、ブログで日記を発表している方である。同年代である。大昔、古本屋に憧れた自分がいた。これを読んでいた大変さが分かる。まず、食事である。頻繁に出てくるのがウドン、…

恨み節

■「個人備蓄の時代」(副島隆彦著、光文社、2012年)を読む。 まさに目から鱗である。自分が6年前から考え続けていることが、全て載っている。驚きと感動があった。著者は年齢は自分より若いが既に実践している。見習うところが多かった。 「太陽光発電…

追い出し部屋

■「西行の旅路」(岡田喜秋著、秀作社出版、2012年)を読む。 大作である。10年に渡る調査及び足跡をたどりながら数十冊の文献をまとめたものだ。一生物だと思うが、著者は55冊目であった。これまで、西行については断片的に知識があったがこの本で…

中高年の現状

■「うつぶし」(隼見果奈著、筑摩書房、2012年)を読む。 30歳ほど若い女性作家の作品で文学賞を受賞した作品である。最初は女性のえげつない記述から始まり、失敗かと思っていたら、引き込まれるように読み進んでしまった。上手な文体である。文学作…

城ヶ平山

■城ヶ平山 今年は山でも雪が少ない。長靴で十分であった。いい天気に頂上に立って、周りを見渡しながらの食事は最高です。http://tsuenich.web.fc2.com/20130217blog.html

ドッサリ

■ドッサリ 昨日は、夕方から北陸先端大学院大学の学生約50名を前にプレゼンを行った。久しぶりにアカデミックな世界に触れることが出来た。第Ⅱ部は懇親会である。立食パーティー形式であった。こんな時はガツガツしないこととし、それぞれ1個づつを2回に…

質素な生活

■「我、涙してうずくまり」(丸山健二著、岩波書店、2013年)を読む。 こんな文体は初めてである。詩が長く長く、とてつもなく長く綴ってあるようだ。その描写が細かく、作者のこころの中が深く描かれている。その中で、しっかり死と向き合っている。深…

デフレからの脱却

■「人生の終いじたく」(中村メイコ著、青春出版社、2010年)を読む。 予約してから2年ほど経って読むことが出来た。著者の遺言という書き出しであった。家族のこと友人のこととのエピソードが明るく書かれてある。しかし、それが悲しさを誘っていると…

自殺者数

■「森に棲むヒント」(荒川じんぺい著、清流出版、2005年)を読む。 前に一度読んでいるか同じ著者の類似の内容を覚えていた。しかし、再度読むのもいいものだ。八ケ岳山麓に週末移住から住み込んでしまった人である。羨ましく思いながら読んでいる自分…

改正高年齢者雇用安定法

■「流離の時代」(辻井 たかし著、幻戯書房、2012年)を読む。 少し難解で同じページを何回も読んでいたが、最後まで読み通せた。気になったところだけ書き留めることにしたい。発行者は辺見じゅん氏であった。 「『本は私の大学だ』・・・本こそ、わが…

大手エリートの屈辱

■「野宿大全」(村上宣寛著、三一書房、2007年)を読む。 これは面白かったし、少し驚いた。何度も『そうだ!』と膝をたたいた。著者は地元の大学の先生である。ここに書いてあることは、近未来の自分の姿ではなかろうかと錯覚を覚えた。自分と似ている…

牛岳

■牛岳 今年もやりました。厳冬期の牛岳縦走。途中、道は消えるは、吹雪で視界が不良になりや、凍傷気味や痙攣とオンパレードであった。強力な助っ人参加で成功した。自分だけだったら、無理であったと思う。久しぶりに山歩きで帰宅後眠ってしまい。あわてて…

見た目

■見た目 今日も家人は早出である。早く起きなければと昨日は22時前には眠ったハズであった。しかし、起こされたのは7時過ぎである。最近、疲れが取れないようだ。家人を送って行き、初めての朝食なった。たまには、マックドにしようと入る。 新製品が出て…

アウトプレースメント

■「私の東京地図」(小林信彦著、筑摩書房、2013年)を読む。 今年出版の本である。東京の地名の名前の由来やら戦後のことなど懐かしく書かれてある。ハッ!と思ったのは『青山』の章の中に『キディランド』が取り壊されると書いてあったことだ。子供た…

最後の後悔

■「風を踏む」(正津 勉著、アーツアンドクラフツ、2012年)を読む。 感動であった。大正時代の縦走記録である。ルートは扇沢から針の木岳を基点に槍ケ岳経由上高地までである。今でいう裏銀座にあたるのかも(よく知らない。)自分は、針の木岳、蓮華岳…

追い出し部屋

■「ひとり達人のススメ」(山折哲雄著、主婦の友社、2012年)を読む。 著者は先日来県された。機会があれば聞きに行きたかったが後で新聞で知ったのみである。今日本で起きている、いじめや自殺などの原因をひとりになれないことで解説している。教養と…

退職金運用

■「死者のいた場所」(松井 計著、扶桑社、2012年)を読む。 同年代である。これは小説ではなくノンフィクションである。著者自身ホームレス寸前になった経験があったり、死の淵まで行きかけたところ偶然にも救急車で搬送された経験から『死』をテーマに…

自分年金

■「禅は急げ!」(桂 美人著、角川書店、2012年)を読む。 知らない世界である。研修医のお坊さんが出会うハプニングを通して寺の修行の様子が描かれている。どうして医師が・・・と思いながら読んでいたが最終章で訳が書いてあった。なかなか楽しませて…

散歩と読書

■散歩と読書 今日は天気がいいようだ。予定では負釣山を計画していた。しかし、起きたのが9時前であり、そのままクローズになった。1月から仕事が忙しくなり、先週は日々来客対応で疲れが残ってしまったようだ。もう1カ月近く山と離れている。 それならば…

20,000カウント

■20,000カウント トップページのカウンターが2万カウントを越えた。昨日と今日の間で20,000カウント目の人がいることになる。20,000番目の人にラーメン屋さんののスタンプカード5枚進呈としてあった。もちろん、すべてに押印がされてお…

英語公用語の衝撃

■「孤愁」(新田次郎・藤原正彦著、文藝春秋、2012年)を読む。 665ページと長編であった。親子で書き継ぐという初めての試行にも興味があったが、新田次郎のファンであったというのが正直だろう。最初から『モラエス』というポルトガルの主人公が登…