2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

結婚とお金

■「三匹のおっさん」(有川 浩著、文藝春秋、2012年)を読む。 痛快である。腕に心得ある定年後のおっさん3人にまつわる日常の話題がいい。自主的に夜回りをしてその中の出来事が詳しく書かれてある。ボランティアというのがいい設定である。やはり力が…

ワーキングプアの老後

■「呼ぶ山」(夢枕 獏著、メディアファクトリー、2012年)を読む。 この作家は売れる前から読んでいた。確か空手の話が最初でなかったか。その後、ブレークした。全編山の話である。山をこのよう描くことできるのだと、大いに参考になった。最初から感情…

論語

■「自殺の国」(柳 美里著、河出書房新社、2012年)を読む。 初めて読んだ作家である。文中に擬声語が多用してあることと、JRの社内放送が挿入されていることで、良く分からなかった。自殺の国ということで、2チャンネルのスレッドがあり、それに基づ…

富士山の入山料

■「航空機産業のすべて」(中村洋明著、日本経済新聞出版社、2012年)を読む。 休日は勉強の日に当てている。今週は仕事に関係する専門書である。なかなか分かりやすい本である。企業名も実名で書かれてある。どうも航空機だけで売上向上は難しいようで…

スーパー銭湯

■スーパー銭湯 予定では雪山登山が計画されていた。昨日中止にした理由は、数日前で215cmの積雪が265cmになっている。この50cmは新雪である。これがなくてもひざ上ラッセルは確実でプラス50cmとなると腰ラッセルになる。1時間でも200…

休日

■休日 疲れが溜まっているのだろうか。7時過ぎに起きる。この時期まずやることは、除雪である。実家の分を含め20分ほどで汗が出る。腰をやらないようにゆっくり無理せず行うところがここ数年のスタイルである。家人を職場に送ってから、上の子供が流行性…

3つの初心

■「しろいろの街の、その骨の体温の」(村田沙耶香著、朝日新聞出版、2012年)を読む。 小学3年生から中学3年までの少女の気持ちを描いている。この世代のことが良く分かる。今思う出してもそうか、と納得できる場面がある。 すこしえげつない描写もあ…

ベネフィット・ファインディング

■「誰かが足りない」(宮下奈都著、双葉社、2012年)を読む。 女性かと思いつつ男性かもしれないと思いながら読み進んだ。着想が面白い。『ハライ』という名前のレストランを予約するまでだけで6話書かれてある。飽きさせない筆力は習いたいと思った。■…

金融円滑化法

■「70歳すぎた親をささえる72の方法」(太田差恵子著、かんき出版、2012年)を読む。 現在の親の状況が重荷になっている。すがりつく思いで手に取った。あまりに膨大であることに記憶がついて行かない。これまでの無知が恥ずかしいと感じた。 役に立…

自腹

■「縮小社会への道」(松原 寛編者、日刊工業新聞社、2012年)を読む。 目から鱗とはこういう本を指すのだろう。自分の考えに近く感動した箇所が沢山あった。 「悲観的な予測よりも、楽観的な期待にすがり、都合の悪いことには目を閉じて生きる方が楽で…

リコー編

■「活動家一丁あがり!」(湯浅 誠著、NHK出版新書、2012年)を読む。 「〜他人を切り捨てる。それは、実は切り捨てられる側の問題ではなく、切り捨てる側の問題である。」 「“傘”の存在に無自覚〜『傘+努力=今の生活』が『努力=今の生活』に置き…

損害賠償

■損害賠償 今日は家人の出勤日である。朝から慌ただしく、いつもの休日の始まりである。送って行った後は図書館であるが、自宅へ戻ると高値安定のガソリン代金がかかるので、近くで時間を過ごすことになる。朝食を兼ねて「朝う」にしようとしたが、41号線…

いいけど

■いいけど 連日の過労なのか山へ行く気になれない。天気は午前中は持ちそうだ。本でも読もうとミスドへ行くことにした。正月の福箱を3箱も買っており、ドーナツ60個分を3月末までに食べなければならない。(ぶくぶく) ドーナツ1個とコーヒーで3時間粘…

質素な生活

■「道元」(角田泰隆監修、平凡社、2012年)を読む。 音読するのに適当なテキストを探しているなかで、多くの著者が参照している正法眼蔵に決めた。ちょうど、新刊が出たのでその人となりを振り返る意味で手に取った。 「今というこの時をおろそかにせず…

60歳からの人生

■「60歳からの人生を楽しむ技術」(渡辺昇一著、祥伝社黄金文庫、2011年)を読む。 いつのころだったか、どの本だったか忘れてしまったが、50歳を越えてハウツー物に関心が行くのは自分を確立していない証拠であり、悲しむべきことであると書いてあ…

電池メーカーの将来

■「私の銀座」(銀座百点編集部編、新潮文庫、2012年)を読む。 読んでいると既に鬼籍に居られる方の文章が多いことに驚く。発行は2012年である。いままでの雑誌か何かの本の特集で100名選りすぐったようだ。ほとんどは、銀座について触れている…

備え

■「100歳のことば」(日野原重明著、PHP文庫、2011年)を読む。 全て味わいのある言葉だらけであった。特に気になった言葉のみ書いておこう。 『人生は五十歳とか六十歳で前半、後半と分かれるものではありません。ハーフタイムは、だんだんあとに…

雇用創出

■「初登攀行」(松本竜雄著、中公文庫、昭和56年)を読む。 古い本なので周りが変色している。昭和初期のロッククライマーである。谷川岳を主な拠点として活躍していたようだ。剣岳にも来ている。内容のすさまじさは、詳細な描写によることで、その文才も…

大品山

■大品山 いい雪質であった。名付けて「マシュマロスノー」と呼びたくなる。 天気も晴れ間がのぞき、風がなく、これまでの大品山では最高ではなかったろうか。 http://tsuenich.web.fc2.com/20130113blog.html

別行動

■別行動 今日は子供の受験日であった。家人の送りもあり、7時前から行動開始であった。これで半日潰れてしまった。昼ごはんを食べさせなければならず、いつものバトルが始まる。ラーメンは期待していなかったが三者三様にはいつも泣かされる。いろんなもの…

ブラック企業

■「閑人生生」(高村 薫著、朝日文庫、2010年)を読む。 前に読んだかな?と思ったが読んでなかったようだ。雑誌の連載を書籍にした形で3年間分である。どの回もうなづくことばかりであった。ほぼ同世代の作家である。その見識の深さと広さと鋭さには驚…

2013年の予測

■「ぼけせん川柳1000句」(山藤章二著、講談社+α、2007年)を読む。 選者はサラリーマン川柳もやっており、ファンである。 これは、週刊誌を媒体として集められたのだが、選者の解説がついているのがいい。 これは大変な知識が必要で、それも最新で…

有能な人材が辞めない職場

■「頼れない国でどう生きようか」(加藤嘉一・古市憲寿著、PHP新書、2012年)を読む。 若い人たちの書物である。二人とも語学が堪能である。一人は日経ビジネスに連載を持っており名前は知っていた。 語学の習得のコツとして日常生活に取り入れようと…

やってはいけない節約

■「サマー・レスキュー」(秦 建日子著、河出文庫、2012年)を読む。 まず、著者は男性なのか女性なのか?から読み始めた。最後まで分からなかったが男性のような表現であると感じた。 第一話から遭難の話がリアルに書かれている。テレビドラマにもなっ…

年明け増税ラッシュ

■「我が人生筋書き無し」(小山内美江子著、かまくら春秋社、2012年)を読む。 元気な方である。80歳を越えて新聞に経歴を書き綴ったものの単行本化であった。「3年B組金八先生」などの脚本を担当された先生である。この金八は、先生役の武田鉄也さ…

ジャマイカ料理

■ジャマイカ料理 今日はゆっくりした休日になる予定であった。朝から「ドーナツ氏」で朝食とする。元旦に福箱を買って来た時の無料券があったので、それを利用した。しかし、3箱も買ってどうするつもりなのか!パイなどお金の張るのを中心に3品頼む。コー…

いつもの土曜日

■いつもの土曜日 正月気分も昨日で終え、今日からはモードを切り替えなければと思っていた。朝は8時までゆっくりし、コーヒーショップで本を読みながら2時間ほど過ごし、家族の送り迎えやら親の介護関係と慌ただしいいつもの土曜日であった。 昨年紹介して…

吉峰山

■吉峰山 天候にも恵まれ、仲間にも恵まれ、なめこにも恵まれた、良い登山でした。http://tsuenich.web.fc2.com/20130104blog.html

東京にて

■東京にて 筑波山から都心に戻った。若いころ東京で働いていたので地の利はある(と、思っていた。)交通費はSUICAなのであまり意識せず浪費してしまう構造になっている。自販機もコンビニもSUICAで事足りる。これを便利と形容していいものかどう…

筑波山

新年あけましておめでとうございます。今年も、よろしくお願いいたします。■筑波山 恒例の元旦登山である。 ゼロ泊3日になろうか、31日高速バスで東京へ行き、2日に高速バスで帰る。 今朝着いたが、そのまま部屋で熟睡である。もう16時になるが、昼ご…