2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

餃子

■創作◎シモクレン負けるな禅智ここにあり 禅智 これは、一茶の痩せ蛙のパクリである。モクレンの花も早くから咲き始めた樹は、花が散り始めている。特に紫木蓮は、花弁の内側が白がめくれて、何か悲しい。 良く見ると、一枚の花弁が風に揺れている。今にも落…

初夏の兆し

■創作◎風誘う知らず知らずに初夏の歌 禅智 テレビの天気予報は、太陽マークが一つで終日晴天である。薄い雲が覆っているが、太陽の光を遮るまでにいたっていない。山々は稜線がうっすら見える。日差しは初夏の陽気である。 風は強くもなく、弱くもなくちょう…

チューリップ

■創作◎あぜ道にひっそりひとつチューリップ 禅智 今日も快晴だ。日向は汗ばむくらいである。田圃も田起こしが始まったようだ。歩道と田圃の間のあぜ道に小さく赤いチューリップが一本咲いている。 チューリップといえば、何本も集団で咲いているという固定観…

つつじ

■創作◎眩しさにその先見れば白ツツジ 禅智 快晴の朝。この時期は、太陽が眩しくて直視できない。もう少し時間が早ければ朝日という感じだが、山のかなり上まで昇っている。そう思いながら歩いていると、近くで眩しい光を感じる。この正体は、真っ白いツツジ…

生き方

■創作◎雨上がり枝の滴が弾け散る 禅智 夜半まで雨だったらしい。出勤時は道路が濡れていた。乾いている場所もあったことから夜中には止んでいたのだろう。雨上がりの朝、短い手紙は届かなかったが、メールが届いていた。何となく予感がしてパソコンを立ち上…

知的創造

■創作◎春小雨早く歩けと山語る 禅智 どんよりとした雨雲が空全体を覆っている。立山連邦はどうかと見れば、2900m以上は雲の中で稜線こそみえないものの、冷厳な青い山肌に白い雪がくっきりと映っている。 てっきり見えないと思っていたので驚いた。また…

ああ、町内会

■ああ、町内会 今日は午後から総会があり、班長は出席必須であった。ということは、一日潰れるということを指しており、天気がいい分もったいなくなった。これは、つぶさせてはならないと考え、午前中で登れる山を選んだ。http://tsuenich.web.fc2.com/20140…

尖山

■尖山 山歩き初めての若者と登山しました。人気の山で頂上で満員、途中でも沢山の人達とすれ違いました。 天気は曇りで絶好の登山日和です。 目当てのタラノメも賞味できて大満足でした。http://tsuenich.web.fc2.com/20140419blog.html

創作

■創作◎桜散り色は変われど道一つ 禅智 傘を差そうか、差すまいかと迷うほどの雨が降っている。空は、この地方独特の鉛色である。小学校の桜の木も葉桜になってきている。代わりに、庭に植えてあるチューリップや芝桜が勢いを増している。「花の色は うつりに…

創作

■創作◎東風吹かば初夏の足音忍び寄る 禅智 朝の出勤の時刻は変わらないのだけれども、立山連邦から昇る太陽は日増しに高度を上げている。もう、日差しを歩いていては汗ばむくらいだ。確実に夏の足音が響いてくる。 一年で一番好きな季節は5月である。なんと…

シルバー維新

■創作◎若葉燃え朝日を浴びて赤々と 禅智 街路樹には驚かされた。庭木としても植わっていた。葉っぱが赤い。紅葉ではなく若葉が赤いのである。赤茶色といった方がいいのか、色の名前は苦手である。それが朝日に照らされて赤く輝いている。 若葉の季節である。…

シニアの戦力化

■創作◎松川に鴨が戯れ花筏 禅智 先日の花見の時、松川縁を歩きながら、レシートの裏に書き留めていた句が出て来た。桜の花は満開であったが、風が吹くと花吹雪のように宙に舞う。それが、下を流れる松川に集まり、部分的ではあるが川面を覆い筏を連想させる…

こんな上司が新入社員を潰す

■創作◎目に桜鼻沈丁花頬に風 禅智 のどかな春の日である。このような陽気の歌が百人一首にあったのを思い出したが、うる覚えなのでネットで検索した「ひさかたの 光のどけき 春の日に 静心(しづごころ)なく 花の散るらむ 紀友則」(こんなに日の光がのどか…

呉羽山(ハーフ)

■呉羽山(ハーフ) 土曜日は計算していないが、20km以上は歩いていたと思う。夕方からの宴会も手伝って疲労が一気に出たらしい。 予定では、滑川方面を歩こうと考えていたが、昼近くになり、急きょ予定を変更する。あまり、無理もしたくないので、トレー…

花見

■花見 今日は、夕方から山仲間他による花見宴会が予定されていた。家の用事も3件ある。家人は出勤日であるが、今日は送っては行けない。 子供の自転車の鍵交換、ケーブルテレビのアダプター返却、図書館の予約本、子供の昼食の準備で午前中が埋まってしまっ…

働かないオジサン

■創作◎鳥誘う花も真似して鷹の爪 禅智 通勤路の庭木の花の蕾が、鳥の爪の様になっている。蕾が小さい間は、外側をガクのような皮が覆っている。その姿は、先端が細くなり曲がっているので、獲物を捕まえたら逃さないような鳥の爪を連想させる。それも大型の…

ユニクロ

■創作◎外を見せ内を見せ咲く紫木蓮 禅智 これは、良寛和尚の「裏を見せ表を見せて散る紅葉」のパクリである。この句は、人生いいこともあったし、悪いこともあった。でも、もうあの世へ旅立たなければならない、という心情が良く分かる。 今の時期、紫のモク…

資格地獄

■創作◎ 辛夷咲き心は逸る美濃の山 禅智 今日の配達先は愛知県である。4トントラックを運転し高速道路で向かう。4時半起床であった。山友から美濃の山へ登ったという連絡をもらい。仕事で近くを通りますと返すと帰りにでも寄ったらと返って来た。トラックで…

蕗の薹

■創作◎かたかごの気品漂う山の朝 禅智 今朝の新聞にカタクリの花が満開で紫のジュータンを敷いたようだ、と報じていた。 紫といえば、カタクリの他にはショウジョウバカマ、シモクレン、名前は知らないが紫蘇のような花、スミレ類が目立っている。 早朝、春…

春の立山登山

■創作◎春の日に若きトゥルペン突き伸びる 禅智 今日も春らしいいい天気だ。この季節の太陽は、眺めていても眩しさが少なく、いつまでも立ちつくしていたい気持になる。 日向を選んで歩いていると、歩道脇にボランティア団体が植えたチューリップが大きくなっ…

釣り竿

■釣り竿 今日は主夫の日である。朝一に家人を送り届けてからマックドというのがこれまでの流れであったが、今回からはコーヒーMサイズのみをドライブスルーで頼むのみ。「後はよろしいですか?」と聞かれたが、ストレート・そのままを付けくわえた150円…

松倉城跡をめぐるみち

■松倉城跡をめぐるみちhttp://tsuenich.web.fc2.com/20140405blog.html

「立山アルペン倶楽部」の制度終了について

■創作◎静々と雨に打たれて水仙花 禅智 今日は雨である。雨粒が大きいことが傘越しに伝わってくる。風は強くなく、雨粒がゆっくりと落ちてくるような感じがする。どこの家かは知らないが、庭先に水仙が数本咲いている。花は、まっすぐより少し上向きがいいと…

自腹

■創作◎春暁青い山脈迫り来る 禅智 朝5時ごろに目が覚める。昨日は、町内の役員の仕事で少し職場を早く出て役割を果たす。2時間近くかかってしまったが、まだ終わらない。今週中に終わればいいので、機会をうかがおう。慣れない仕事をしたためなのか、22…

ハイアール

■創作◎青空に春の妖精大はしゃぎ 禅智 今日も昨日と変わらずいい天気だ。今朝は図書館へ寄る予定で少し早めに家を出たがあまりの気持ち良さにブックポストに返却するのを忘れてしまった。まるで魔法に掛けられたような気がした。してやったりと、妖精たちが…

イノベーション

■創作◎青い空のどかなひかり春霞 禅智 玄関を出たところで、何とも言えないいい気持にさせられた。快晴の青空、柔らかな日の光、心地よい風、のどかな朝の風景である。山はどうか。麓の方は霞んで見えないが、稜線は霞みながらも確認できる。この霞は、黄砂…