休養日

■休養日
 朝、コーヒーショップで本を読んだり考え事をしたりして過ごす。帰ってから、扇風機を掛けてゆっくりしているといつの間にか眠ってしまった。家人は休みなので車は使えない。「草でもむしられよ!」という指令を無視して部屋にこもる。いい風が吹いていた。
 先日からパソコンの調子が悪い。電源切断に時間がかかる。ここで、過去の経験を思い出す。パソコンは回路に電気を流している。回路には抵抗がある。ということは発熱する。これを解消するのがヒートシンクである。つまり、電子機器は冷却しなければならない。パコソンの場合は下から外気を吸引し、外へ排出している。そして、一定の温度になれば切断できるのではないか。切断が遅いということは、冷却が悪いのであり、その原因は吸引部のつまりであろう。確認してみると綿ぼこりで真っ白になっていた。掃除機で吸引して綿ぼこりを除去した後は、通常通りの動作になった。
 電子機器はメンテナンスが肝要である。早く、HDDを使わない1テラバイトのパソコンが出てこないか待っている。
 あまり、閉じこもっていても体に悪いのでいつもの散歩コースを回る。
 キクバオウレンの群生ではなかろうか、他にもいい発見があった。散歩の楽しみがまた増えた。

■「身近な鳥の生活図鑑」(三上 修著、ちくま新書、2015年)を読む。
留鳥」「渡り鳥(夏鳥、冬鳥、旅鳥)」
「都市独自の都市生態系」
「〜大きな木の洞を巣として使うフクロウや、藪の中の巣をつくっているウグイス〜」
「鳥の“全長”とは、鳥を仰向けに寝かせて、あごを上げさせて、くちばしを床につけるくらいまで伸ばした状態で、くちばしの先から尾の先までを測ったものです。」
「巣〜多くの場合、一回限りの使い捨てです。しかしスズメは、同じ巣を何度も使います。」
「スズメの語源〜“メ”は、鳥のことを表す言葉の一つとして使われていた〜ツバメ」
「ドバーッといるのがドバトです。」
「構造色〜羽が微細な構造を持っていて、角度によって異なった色を反射するので、動くたびに色が変わってきらきらして見えるのです。」
「〜現在のドバトは、三つのものから構成されている〜①古代、あるいはその後に定期的に大陸から持ち込まれた飼い鳩が野生化したもの ②レース鳩が野生化したもの ③式典で放たれた飼い鳩が野生化したもの」
「ドバトが木の上に巣をつくることはありません。」
「〜ハトの仲間は、なんとミルクで子育てをするからです。〜ピジョンミルク〜」
カッコウは別名を閑古鳥といいます。」
「〜キジバトの場合は、タネの部分まで消化してしまうのです。」
「〜カラスをはじめとする多くの鳥は、下を向いたままでは水が飲めません。ところがハトは、くちばしを水につけて下を向いたまま、うぐうぐと飲むことができます。口腔圧を陰圧にして吸い込める、つまり、ストローのような飲み方ができるといいわけです。」
ハシブトガラス〜おでこが出ている」
ハシボソガラスは農村に、ハジブトガラスは町の中にいる」
ハシボソガラス〜地上を歩いて〜、ハシブトガラス〜ピョンピョン跳ねる〜」
「〜カラスに襲われたという話がありますが、襲ったカラスは、まず間違いなくハシブトガラスです。」
「ツバメですら再婚はしない、という今昔物語の話。」
「山階(やましな)鳥類研究所」
「キツツキが木を叩くことをドラミングといいます」
日本野鳥の会の創立メンバー〜北原白秋金田一春彦柳田國男など、一流の文化人の集合でした。」