■雪
 朝起きてカーテンを開けたら、道路に積雪があり、車の轍の跡がくっきりと見てとれる。頭の中では、🎶ゆっきでした あなたのあとを なんとなく ついてゆきたかった〜が渦巻く。
 こんな日は暖房費節約のためにセカンドオフィスに向かう。手には昨日森林インストラクター協会から届いた分厚い書類がある。これを読んでいていろいろ新しく知ったことや共感したことがあった。
 この資格、ネットなどで検索すると民間資格となっているが、農林水産大臣及び環境大臣登録事業で環境教育増進法認定事業となっていた。つまり、法律に基づいて実施されているので、国家資格といっていいだろう。
 そして、森林インストラクターはこうあるべきという厚い資料を読むが、3時間以上かかったのではないか。ドリンクバーを何回お代わりしたかも分からなくなった。
 そして、その中の「動植物の名前だけを解説することは、森林インストラクターとして、是非避けたいものです。」という一文に共感した。

■「養生の智慧と気の思想」(謝 心範著、講談社、2018年)を読む。
「未病を治す」
「養生というものは、知識として理解するだけでなく、何度も繰り返して習得し、生まれながらに身に付いているもののようにしなければならない。」
貝原益軒〜養生訓〜72歳から85歳までに手掛けられた。」
「心有所思 行也隋之」(心に考えがあれば 行動もそれに随う) 
「〜人間の存在は自然現象であり〜」
「世間においても、心豊かに、争わず、理に従った行いをすれば〜人は長生きする〜」
「人の言欲、能力は大切に隠して使うべきである」
「〜人体は自然の一部だから〜」
「内側の気を強くすること〜言葉を慎み、口数を少なくする〜心身に負担、ストレスがかかる」
「心を平静にして徳を養う」
「〜養生のために忘れてはならない肝要な一つの文字〜“畏”である。」
「〜腹の中がいっぺん空になってから食べることが良い〜」
「〜肝臓にたいする薬効が顕著なのは内モンゴル産の甘草だけである。」
「近代医学の知見によれば、がんは今は伝染病ではなく生活習慣病と位置づけられた〜」