道具の手入れ

■道具の手入れ
 雪こそ降っていなかったものの、朝から寒い。昨日の筋肉痛も手伝って外出する意欲はなかった。
 そこで、造園学校で使用した道具の手入れをすることにした。いざというときになってサビだらけというのは勘弁してもらいたい。木ばさみは、錆が出て来ており、研ごうかとも思ったが、まだ何となく切れるので暖かくなってからと思うと同時に中央のナットを外すための工具も必要だと認識した。メガネとスパナ2本必要である。
 細かい汚れはウエスでふき取り、刃物にはツバキ油を塗布しておいた。

■「露地のきまり」(小河正行著、淡交社、2011年)を読む。
「自然な姿をかもし出すためには、手をかけてやることが必要なのです。」
「蕨箒(わらびぼうき)」
「棕櫚箒(しゅろぼうき)」
「敷松葉」「松葉上げ」
裏千家にはマンジュゴケ(ホソバシラガゴケ)、スナゴケ、ハイゴケ、ミズゴケ、スギゴケ〜」
「三和土(たたき)」
「関守石・・・三方結び、四方結び」
「木への思いやりこそがそのまま人に伝わる〜」
「吹き寄せ」
「落ちた葉さえ決して無造作に扱わない心は、世の中に無駄なものはないとするお茶の心、即ち日本人の心につながるのではないでしょうか。」
「敷松葉・・・利用に適したものは落ちているものではなく、枝から直接はらった油分の多い元気な葉です。」