■神通川
久しぶりに晴れたので、カメラを持って散歩することにした。病み上がりなのであまり長距離は止めて、20km以内に照準を当てた。
まず、自宅から富山大橋まで歩き、そこから堤防沿いに富山湾まで向かう。帰りは、最寄りの橋を通って電車の停留所までにした。
堤防沿いでは盛んに啼いているものの、なかなか姿を現さない。
ツグミが歩いていた。普通のツグミのようである。
大きな鳥が数羽いる。キジの群れである。近づくと6羽ほどが飛び立った。キジの群れは初めてであった。一羽が歩いていたので撮れた。
川の中はどうか。マガモ、コガモ、オオバン、ウが見えるが、適当に撮っていたら、ホオジロガモが入っていた。少し遠いなあ。
しばらく、歩くと近くから飛んで向こうの枝に止まった。目視では分からず撮ったら、カシラダカのようだ。枝被りではっきりしないが、たぶんそうだろう。今年初見である。
「ピ〜、ピ〜」という声がする。どこかトビとは違う。トビはピーヒョロヒョロとなる。正体はノスリであった。止まっているところを撮ったつもりが、飛び立ったところになった。
土手と川の間は湿地になっていたり、畑になっていたり、やぶも多い。キツネではないかと勢い撮ったが、どう見ても犬の昼寝である。
今度は、小さく「ピー、ピー」と鳴く鳥が止まった。アカゲラのような声だがこんなところにいるのかと止まったところを撮ったら、アカゲラであった。
変わった鳥が枝に止まった。これは、新しい出会いの可能性もあると期待が先行する。しかし、ヒヨドリであった。啼いておれば分かったのだが・・・・・。
海岸に着いたが、ウミウの群れしか見えなかった。双眼鏡を持ったご婦人が話しかけて来られて、変わった鳥が入ったという情報で来て見たが、いないとこぼされていた。どんな鳥ですかと聞いたが、聞いたことのない鳥であった。
少し疲れたね。