■慌ただしい
最近、予定が消化できないのか国家試験の日程が早まったのかどうかは分からないが、慌ただしい。
まず、午前中は昨日の続きで刈り込み実習である。しかし、今日はいわゆる玉造と言われる丸い形状を刈り込みハサミで作る実習であった。何せ、校内の樹木全体が対象である。各自割り当てが決まった。自分は、サツキツツジ、ドウダンツツジ、シモツケ、イボタノキ、ウバメガシを担当した。また、生垣の残りのシラカシも行った。
自分では納得いくまで丸くしたと思っていても、他の人が見て不十分と判断し、続きをやるなどであった。これは、毎度のことである。シモツケなどは自分はやった半分の高さになっていた。
時間が1時間ほど早く終わったので、雑木剪定の実習前説明が行われた。
まずは、サザンカの剪定である。一ハサミごとに切る理由や切ってはならない理由を説明されながらであった。
1.枯れ枝を外す。
2.全体の樹形を考えながら外芽で外す。
3.花の咲く状態を考えながら混み具合を調整する。
4.返り枝、立枝などの忌枝を外す。
5.自信がない場合は短く切る。
これは、樹種ごとに方法が違うので種類ごとに覚えておかなければならない。
そして、明日の予定である。5m以上もあるシラカシを剪定するということであった。一人1本や二人で1本を担当する。中には10m以上もあるウラジロガシに当たった人もいた。
午後からは、昨日の確認テストの解説であった。5点上がった。
続いて、トリマの取り扱い説明である。
1.一方方向しか刈れない。
2.胸の上以上は上げない。
3.左ひじを固定し、下から上へゆっくり刈る。
4.胸より上は、顔の前に立てて、右から左へ横歩きで刈る。
実践は次回になる。
そして、樹木診断の解説である。
自分の判断は先生の判断よりも甘く出てしまった。見落としていたのは、120cm高さの周回りと20cm高さの周回りの差である。僅少であったが、これは深植えを表している。そのため、根腐れを起こし、樹皮が半分剥がれ落ちていることだ。
担当ではなかったナンキンハゼの診断では、幹は曲がっており、枯れ枝もたくさん見えたが、これはナンキンハゼの性質なので診断にあたっては考慮しなければならないとう。要するに、木のことをしっかり理解していないと診断は出来ないということが分かった。
掃除の指示があった。いつもは、これで掃除して終わりである。
しか〜し、今日も抜き打ちテストが行われた。自分は6問も間違えてしまった。
1.刈り払い機の刈幅を2mと答えたが、1.5mが正解。
2.刈り払い作業の作業間隔を6mと答えたが、5mが正解。
3.刈り払い作業の安全作業間隔を10mと答えたが、15mが正解。
4.刈り払い作業の休息時間は、10分と答えたが、5分が正解。
5.部位の名前で刈歯と答えたが、刈刃が正解。
6.部位の名前でカバーと答えたが、飛散保護カバーが正解。