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■サイズアップ
いつものコーヒーショップては、コーヒー一杯で長い時間過ごしているので、良心の呵責に苛まれそうになっている。
そこで、朝食は済んていたが、この店でモーニングセットを頼んだ。千円近くなるが、構わない。
そうすると、コーヒーがサイズアップとなり、同じ値段で一つ大きなサイズになる。
席に着いてコーヒーを飲もうとしたら、あまりの重さに指が痛くなる。
「え〜!」という驚きが体内で湧き上がる。まあ、病気療養中なので体力が落ちていることは、自覚していたもののここまで衰えていた事に驚いた。
まったく眠気が吹っ飛んだ。
sizeupに掛けて、♫wakeup wakeup 今 愛が突き抜ける〜
■「幸福は絶望とともにある。」(曾野綾子著、ポプラ社、2023年)を読む。(その2)
「幼児性はオール・オア・ナッシングなのである。」
「今にこうした心身共に栄養不良の日本人たちは、早々と骨がもろくなり、歯は抜け、視力も衰え~絶滅するだろう。」
「間接餓死~それは常日頃から栄養が悪いので抵抗力がなく、ちょっとした病気ですぐに死亡することを言う。」
「弱者は常に正しく、清いということはないのだ。」
「受けるよりは与える方が、さいわいである」
「人はその国家の仕組みを、教育、福祉、医療、交通や通信設備などの分野で利用して生きる以上、当然いくらかはその社会に“いやでも”奉仕する義務がある。」
「人生は原則としては、残酷なものだ。」
「~軍隊の教育が必ず人間を作るということも皆が信じている。」
「軍隊での訓練で、ほとんどの子供は、見違えるような大人になるという。」
「世の中のほとんどの国が、軍隊イコール悪だ、などとは思っていない。」
「~自らを助けようという意志のない相手は、お金を出せば出すほど、依頼心が強くなる。」
「子供に親の介護をしろ、というのは無理なことだ。」
「人間は“私怨”がなければ動かない。私怨は、その人の確実な私有財産である。」
「日本のマスコミのおきれいごとの報道姿勢で、日本人は世界の真相を知る方途から確実に遠ざけられている。」
「民主主義が実行されている国など世界でほんのわずかなものだ。」
「とにかく日本人くらい、世界中が平和を望んでいるから攻め込まないだろう、と信じている異常なお人好しは珍しいというべきだろう。」
「“皆が平和を望めば平和になるのです”などという甘い言葉を平気で使う神経の子供や大人が増える。」
「死亡した人の家族の悲嘆を知りながら、生きた自分の幸運を喜ぶのである。」
「自分が貧乏くじを引かなければ、人が不幸になっても大して心をいためない。」
「~泥棒も職業の一種と思われている国はいくらでもある。」
「“人間は平等”と日本人は教えられたが、しかしこれはれっきとした嘘であった。」