味噌作り

■味噌作り
 今日は昨年から参加している味噌作り教室がある。申し込み日に直接出向いて手続きしたのである。
 その前に、買い物指令をこなす。チラシの20円ポイント券があったので、これをもらうことと、88円の焼きそば1点を買うことであった。南国フェアをやっており、マグロの解体ショーの直前であった。

 少し昼寝をして地区センターに出かける。大粒の雨が激しく降っている。
 開始30分前に到着したが、もう先に来ている方がいる。

 大会議室いっぱいで38名分の座席が用意されている。男性5名で残りはおばさまであった。中には昨年の自分を覚えている方もおり、驚いた。自分はまったく記憶がない。皆同じ顔に見えてしまう。
 先に、糀屋の先生の講義があるが、今回からパワーポイントであった。分厚いテキスト通りに水量を正確に測る。次いで、塩である。1kg入りに袋が支給されているが、800g使用するため、重さを測るがどうするか悩む。周りの方の方法を盗み見していると計りを使って器用に200g残して注いでいる。これは何回にも分けて慎重にやった。
 そして、塩水を作った後に潰された大豆を入れて、まんべんなく塩水を行き渡らせる。これが甘いとカビることもあるという。
 そして米糀を入れるが、手が汚れており難儀していると先生が手伝ってくれた。そしてこのタイミングで事務の方に写真を頼む。

 昨年作った味噌はまだ残っている。昨年は上手くいったので、今年も大丈夫であろう。
 最後は、空気を抜いて袋に詰めて持ち帰りである。2千円/kgの価値があるという。自宅までは重かったが、気持ちのいい重さであった。

■「無葬社会」(鵜飼秀徳著、日経BP社、2016年)を読む。
直葬とは、葬式をせずに、火葬だけで済ませてしまう葬送のことだ。」
「もちろん他人の墓を勝手に暴けば罪に問われる。刑法189条では墳墓発掘罪を定めている。」
「自分や自分につながる過去の一切を清算してしまう人が増えているのだ。」
「老後の面倒を子供に見てもらうつもりは一切、ないという。」
「人は社会的に成功しても、お金を持っていても大きな家に住んでいても、家族関係が希薄になると、最期は独りで死んでいく」
セルフネグレクト(生活を維持する意欲や能力を失った状態のこと)」
「永代供養の仕組みは墓地管理者によって異なるが、共通の特徴として、①宗教宗派は問わない、②檀家になる必要がない、③料金を明示している」
「個人が勝手に遺骨を埋めると死体遺棄罪に問われることがある。」
現代社会はもはや、墓が守れなくなってきている時代です。」
「寺は遺骨の捨て場ではない。」
「いろいろな過去を背負って、彼らは路上生活をしている。〜やむなく路上生活をせざるを得ない人は多い。」
トリアージとは、災害時などにおいて、患者の重症度によって、治療の優先順位を付ける色札のこと。」
「仏教本来の修行とは、坐禅とお経の勉強に二つだけなのです。」