暗い世の中

■新聞では、身内による暗いニュースが絶えない。もう新聞を読むのは止めよう
 と考えている。政治、経済、社会面と耐えがたい内容ばかりだ。文化欄は相対
 的にましである。
  政治欄は、相変わらず偏向報道で我慢がならなくなった。
  経済欄は、無知な読者に対して不安をあおるような記事とお金を巻き上げ
 ようとする記事ばかりでまったくまさにマスゴミである。
  社会面は、山の記事はいいが知りたくもない他人の痴話話や殺人事件など
 報道されなければ知らないものの知らされて不快である。
  要するに、他人の不幸は蜜の味と思っている善良(?)な市民が喜んで
 購読売上が伸びればいいんだ、ということが良く分かる。

■読書して
 「山登りの作法」(岩崎元郎著、ソフトバンク新書、2010年)を読む。
 いいことが一杯書いてあった。山へ登ると元気になるという主張にはもろ手を挙げて賛成である。600名山の記述では思わず笑ってしまった。深田久弥
100名山を現し、その後200名山、300名山と世の中に出ている。
 ふるさと100名山というのもある。登るのは名山でなくてもいいではないか。