なごり雪

■「定年後以後」(岡田誠三著、中央公論社、2008年)を読む。
 なんか、これが自分の定年後の姿なのかなあ、と思うほどであった。散歩が仕事、家事、3年係りで400枚の原稿を校了し出版連絡を待っていたところ、没になったところなんか、未来の自分の姿を見ているようであった。家族との関係も何にか同調できる部分が多かった。少し長いが面白い本である。

なごり雪
 「なごり雪」という歌は好きなんだけれど、どんな雪なのか正確には知らない。冬を懐かしんで春先に降る軽い雪なのだと思っている。まあ、知らない方がいい場合もある。今日の雪がそうであった。通勤中に鼻歌を歌っていることが多いが、意識せずに「なごり雪」が出てきた。
 あの映画は7回ほど見て、そのつど固まっていた自分を懐かしく思い出した。

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