こたつ

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■こたつ
 今の家に移ってから、冬場のこたつは、ファンヒーターからの熱風をジャバラの入った専用のパイプを通して送り込んでいる。
 熱風をパイプ口に効率的に入れるためには、吹き出し位置とパイプの口は同じ高さにしなければならない。パイプを買った時に付いていた、パイプの口を上げるための部品は、とうにない。本や座布団などの可燃物では危険である。いろいろ探し、金属製のCDラックにした。嵩張らなくちょうどいい。
 これをすると結構熱くなるので、パイプの角度を調整しながら使っている。
 やはり、電気炬燵の出っ張りがない分快適である。
 着替えは、暖かい方がいいので、以前はこたつの中で加温していたが、現在は、パイプの上に置いている。少しむらがあるが問題ない。
 今の家を建てる時に、座って掘りごたつが出来るように頼んだが、住宅メーカーに却下された。追加費用は、払うと言ったが、カビが発生するという理由であった。目的は自分の定位置の確保と家族の団欒を楽しみにしていたのてあるが、今となってはどうでもよくなった。
 こたつは、正方形ではないので確認すると、いわゆる家具調こたつであった。自分がだいぶ前に熱源を外して廃棄していたようだ。
 現在、こたつに自分の場所はない。

■「これからの時代の“新しい呼吸ケア”」(木田厚瑞著、法研、2023年)を読む。(その1)

「~毎日、病気と生き、病気と暮らし、普通の生活をしている人たちです。」

「慢性疾患は連鎖して起き、生活のレベルが緩やかに下降します。」

「日本の近代医療は、どちらかといえば急性疾患を対象に構築されてきました。」

「養生~心を平静に保って、体をたえず動かす」

「老いは忘るべし、また老いは忘るべからず」

「成人の肺胞数は平均約3億個ですが~」

「高齢者の多重疾患は、多種の投薬が同時に行われることになり、ときには相互に悪影響を及ぼします。」

「慢性疾患の治療では、長い経過で何が患者さんを困らせ最終的に死に追いやるのかの見極めが重要です。」

「慢性疾患は、安定した状態から急に悪化することがあり、悪化する場合には、複数の病気が同時に悪化し、しかも重症化するという特徴があります。」

「“成功した老化”とは、慢性疾患がなく、高齢になっても肉体的にも認知的にも機能し続ける高齢者のことです。」

「多くの高齢者が呼吸器の慢性疾患とともに他の病気も併せもった状況にありながら、普通に近い日常生活を送っているということです。」