底値買い

■底値買い
 出がけに晴れていたら、上市の方をぶらりする予定であった。しかし、雨は夜更け過ぎに雪へと変わったようで、みぞれ混じりの天候だ。中止を決めた。こんな時は単独行は手軽でいい。
 昨日の忘年会の疲れが残っており、ぐずぐずとファンヒータの前を占拠した。図書館の本は返却期限が過ぎているが半分ほどしか読めていなかった。ここで諦めた。
 節約術の本を思い出した。パソコンで必要な品物のリストを作り、チラシから底値を記入し、持ち歩いて買い物をするというものであった。安いスーパーを何件もハシゴしながらの買い物である。年間数万円と予想される節約のために、車の維持費と燃料代で数十万円を払っているのである。この本(だったかな?)を読んだ時に、「なんか違うぞ」と思っていた。最近の節約の本では、夕飯のメニューは考えず、近くのスーパーの特売品だけでお膳立てをするものである。これは理にかなっている。毎日特売は変わるのである。どうしても食べたいものなんか我慢の範囲である。
 書斎や職場でお茶を飲んでいる。2Lのペットボトルである。コンビニでは300円位で売られている。スーパーでも188円では買わない。154円でも買わない。最近は128円で買っている。同じ(と思っていた)お茶の値段が違う。良く見ると「お〜い」と付いたラベルが高かった。なので、買わない。今のところ2Lペットボトルの底値は128円であった。ところが、今日行った場所では、98円である。500ccが150円2Lが98円である。底値更新である。これからは128円も高く見えてくる。