コーヒーの効用

■「流される」(小林信彦著、文藝春秋、2011年)を読む。
 この作家の本は何冊か読んでいると思う。戦後の自伝的な小説を詳しく思い起こしている。自分達が知らない世界なので、そういう時代もあったんだという風に感じた。それから半世紀以上が経った。このような時代になったことは戦後は想像も出来なかったに違いない。

■コーヒーの効用
 新聞記事である。
 体のさびつきを防ぐ抗酸化作用を発揮するポリフェノール。その効果を生かすなら日中こまめに飲むといい。「夜間は睡眠中に分泌するメラトニンなどが活性酸素対策になる。紫外線によるダメージを受ける日中は、コーヒーポリフェノールなどの抗酸化物質で対策をとるといい」(近藤教授)
 またカフェインには体熱産生作用がある。薬膳カウンセラーの阪口珠未さんは「低血圧や低体温の人は、温かいコーヒーを朝に飲んで体にスイッチを入れる方法も有効」と話す。さらに活用したいのが日中の眠気対策。「疲れると脳では疲労物質がたまる。このときコーヒーを飲むとカフェインが疲労物質の働きを抑制して、眠気を防ぐ」と岡さん。そのうえ「昼寝の直前に飲めば、20〜30分後にしゃきっと目覚められる」という。コーヒーの効果を毎日の元気にうまく役立てよう。