虫さされ

■虫さされ
 今朝起きようとしたら目が開かない指で触るとポンポンに腫れているではないか。急ぎ、洗面所に向かい鏡をみると、そこには「別人」が映っている。これは、もう医者へ行くレベルである。しかし、今日は休みである。頭の中ではカフカの変身を思い浮かんだ。原書で読んだ記憶を思いだした。朝起きると意識は自分だが、体中がゴキブリのような虫に変わってしまっているという話である。
 さて、明日は自分しかできない仕事があり休む訳にはいかない。市販の塗り薬を塗り、アイスノンでズット冷やしていた。少しは効果があったようだ。一日こうしていよう。
 昼だけは近くに食べにいった。

 登山では熊やまむしによる事故が目立っているが、統計的に一番多いのが虫である。スズメバチは例外としても今回の自分のような小さな虫に食われるという被害がある。 当日、ザックの中には虫よけスプレーや薬が入っていたが、忘れていて使わなかった。家人いわく、『もう山、辞めたら!』とアゲインストの風が吹いている。 

 夕方になっても腫れが引かないので、病院へ行く。注射を打ってもらいと薬ももらってくる。明日、専門医へ行くようにと指示がでる。