秋深し

■秋深し
◎秋深し田んぼの中はオーケストラ  禅智
 朝から小雨であったが、昼からは晴れであった。予報の曇りのち雨が当たり、帰宅時は雨が短い時間であったが降って来た。
 歩いていると秋が深まったと感じる。落ち葉が目立つようになった。

 秋深しといえば、誰が言ったか知らないが「秋深し煙草吹かして芋蒸かす」というのを妙に覚えている。
 稲刈りの範囲も広がっているが、まだ手付かずの田んぼも多い。
 既に刈取りが終わった田んぼは楽しみの一つである。今日は、スズメ、カラス、ドバト、ムクドリとそれぞれ縄張りがあるのかキチント領分を守って落ち穂を啄(ついば)んでいた。
 その時、これはオーケストラではないかと感じた。



 歩いていると、エノコログサが咲いている(生えている)。少し違った草があったので図鑑で調べたら、「キンエノコロ」ではないかと思う。この草の種類もたくさんあり覚えきれるものではない。

 帰宅したら、加入している鳥類保護連盟から刊行物が届いていた。自分が投稿したのは、「コムクドリ」であったが、採用されていた。これは、うれしかったね。
 しかし、他の会員は、聞いたこともない珍しい鳥を投稿している。今回は、ビギナーズラックということにしておきたい。(冷や汗!)