風を感じて

■風を感じて
◎風が鳴る心の中は胸騒ぎ  禅智
 今日は”風の日”と言っていいくらいであった。朝、気温が高いのか風が気持ちよく感じられる。これは、風を撮らなければと思案しながら歩く。
 木の葉は、気持ちよさそうに揺れている。そこで、街路樹を一枚撮る。

 いつもの空き地にはカラスが占めていた。ドバトはどこか、ムクはどこかと探したが見つからない。

 去ろうとしたら、何かが動く。
 成長した二番穂に隠れて見えにくかったが、ドバトも群れている。

 だいぶ、葉を落とした街路樹も気持ちよさそうに騒いでいた。

 昼からもいい風が終始吹いていた。これは、雨になるかなと思ったりした。
 夜は、案の定雨風であった。帰宅時はひどかった。傘がさせないので、濡れ放題である。こんなことは、年に数回である。
 今日は一日中風を感じていた。風を感じると何か胸騒ぎを感じるのは自分だけだろうか。何かは、自分でも分からない。