おばさん

■おばさん
 今日は朝から雨である。ゆっくりしていたら、もう出かけると声がかかる。朝は、パン屋さんで買うという。道路は混んでいた。そこで、いつもとは違う草島線へ出たら裏目に出て、パン屋へ寄る時間がなくなり、かわいそうなことをした。
 そして、矢継ぎ早に買い物を7点言われる。途中、スマホのメモ帳に頭文字だけ登録する。「ね」はネギ、「む」は、鳥の胸肉という感じである。
 送った後は、半分トーストと卵とコーヒーが付いて400円もするコーヒーショップに入る。ここは、カフェインレスコーヒーが置いてある。平日は空いていてすぐに座れた。
 ここで給油のためのクレジットカードの申込書を作成する。数円でも安いに越したことはない。塵も積もればである。
 隣におばさんたちが座り、大声で盛り上がっている。いいジャズの音楽がかかっていたのに、ゆっくり本を読む雰囲気ではない。1時間ほどで出てしまった。(ああ!)
 そして、買い物や手続きで午前中がつぶれてしまう。
 寒い日である。こんな日は、熱いラーメンでも食べたいが、ラーメン屋さんに自分の好みのラーメンがないので、自分で作ることにした。味噌チャーシュー麺である。

 野菜は控えめに250gにした。これでも、ラーメン店に比べれば3倍は入っていると思う。チャーシューはもちろんあぶった。こうすると、軟らかく香ばしくなる。
 これで、300円代であろうか。今回も、大満足の出来であった。
 昨日は、山歩きでぐっすり眠れたので、午後から歩こうかと考えていたが、雨が降りそうで辞めた。知らない間に眠っていた。
 家人を迎える前に、ドーナツ屋さん入る。100円割引券のスタンプが後2個なので利用しない手はない。いつもの、37円のドーナツ3個とロイヤルミルクティーを頼む。これは、お代わりができるので、3杯する。
 驚いたのは、店員がすべて中年のおばさんであった。心なしか遅い。巷では、人手不足と騒いでいるが、本当だろうか。正しくは、その前に修飾語が必要なのではないか。つまり、「時給千円未満の低賃金で、直ぐに解雇できる、人が不足している」のではと思う。
 自分は暇なので、時給2千円程度なら働いてあげてもいいが、いかがでしょう。
 しばらくして、義理の親子というか、嫁姑であろうか。嫁さんが姑を大声でなじっている。こんな場所でしなくてもいいではないか。ひどく迷惑である。今日は、おばさんパワーに押された一日であった。

■「江の島ねこもり食堂」(名取佐和子著、ポプラ社、2017年)を読む。
「いいわねえ、江の島って」
「〜怒っていても悲しんでいても笑えるの〜」
「心臓の弁に不具合があるとわかった幼少の頃から、大小さまざまな病に罹り〜」