クーポン

■クーポン
 最近、ポイントなどというわずらわしいモノが出て生活しにくくなった。
 レジでポイントカードを探すのに四苦八苦し、待っている後ろの方を先にしてもらったことも何度かある。何がはがやしいとかというと、あらかじめポイントの分を上乗せして価格設定をしているのではと想像しているからである。そして、あたかも値引きになっているからお得ですよと、おちょくられていると感じるからだ。まあ、調べたことはないので間違っているかも知れない。自分が逆の立場ならそうするなあ。
 次いでクーポンがある。老後破綻がイーシャンテンからリャンシャンテンに変わった自分は、セカンドオフィスと称してクーポンを発行している店を利用することが多い。店が発行するクーポンより、他のサイトのクーポンの方が安いこともあり、ますます生活しにくくなった。
 今日も切り取り線のあるクーポンを切り取り提示したら、期限まで何回も使えますと言われた。混迷は深まるばかりである。

■新年会
 フォレストリーダーの新年会が高岡で行われた。出席者9人であったが、濃い話があった。こういうものは顔合わせが重要なんだと再認識した。会費の五千円は高かったが、いい話も聞けた。

■「絶望キャラメル」(島田雅彦著、河出書房新社、2018年)を読む。
「停滞は手痛い」
「〜資本主義と馴染めなかったんだから、僧侶の素質はある。」
「万事カネを中心に回っている世界から離れて暮らす〜いかに効率や成果、メンツやしがらみ〜」
「バカが世界を救う」
「〜潜在的に全ての男たちを不幸にする地雷女〜」
「オヤジの煮ても焼いても食えない夢語り〜」
「女偏に台と書いて、始まるという字になる〜」
「なぜ、そんなに人を働かせようとするんですか?」
「失敗に準備はいりません。」
「自然観察の楽しみを教えてくれたのは父だった。」
「無知な人たちは〜何も知らないのです。」
「〜微生物こそがこの惑星を支配している」
「まだ手付かずの領域があるかどうかを探っていた」
「猫も自信をつけると、虎になる」
「ため息は肺機能を活性化する」
「相変わらず、金に困っていた」
「〜挫折を特技〜失うものなどなかった」
「返せなけれあ、踏み倒せばいい。政府だって、銀行だって、企業だって、みんなそうしている〜」
「おまえはまだ稼げる奴隷だ」