よく会う

これは、<a href="http://ww2.ctt.ne.jp/~takigami/yosei-pass.html" >会員用ページ</a>に掲載した記事です。

■よく会う
 総曲輪の■■■■に通っていたころ、同じく通っている方がいた。見知らぬ人であったが、こっちが認識しているのだから、向うも認識しているだろうぐらいに思っていた。
 特徴は、真っ白の髪の毛とパソコン作業である。見かけは、知的な雰囲気を漂わせている。鼻の下に蓄えた髭がトレードマークである。
 ■■■■へは、行かなくなって久しいが、その後、彼とは駅のマクドナルド、図書館と何度も見かけることになる。まあ、自分と似たような行動をする人がいても驚くことではない。
 しかし、■■■で遭遇したのである。
 最初、彼は自分が座るテーブルの前に陣取ったが、直ぐに別のテーブルへ移ってしまった。
 相手も自分のことを意識して、あいつなんでこんなところにいるのだ、と思っているかも知れない。
 ふと、顔を上げると彼は帰る仕草をしている。そして、帰った。来てから5分ほどしか経ってない。
 自分が影響しているのだろうか。
 存在そのものが迷惑と言われたこともある。

 山菜のテンプラ

■「俺はNOSAKAだ」(野坂昭如著、新潮社、2016年)を読む。

「~精神的緊張が、病い払い除けたとも考えられる。」

「~早く死にゃいいと思ってんだから」

「~いったん機能を失った腎臓は、どのようにしたって、元にはもどらないのだ。」

「親を捨てる子供も沢山いました。」

「冬に海草を拾い春萌え出ずる木の芽を集め、夏藻塩を焼き秋に山の稔りを味わう、これ以上は望まない。」

「~子供は消耗品と考えたらよろし~」

「~フリーってつまり日雇いやからね、~」

「もういつ死んだっていい~」

「ばくは、酒を飲まない、~」

「読書歴なんてない。」