■大辻山届かず
天気予報はあまり良くなかったが、大辻山登山をすることになった。ピックアップ場所6時集合なので、5時半ごろに家を出る。今の時期真っ暗である。
立山青少年の家に駐車し、登山届を提出した。無線は渡されなかったが、遭難してもなかなか助けに行けないと冗談を言われた。
駐車場から大辻林道まで向かうが青少年の家の駐車場に除雪車が入っていた。
大辻林道入り口には除雪車によって避けられた雪が3m以上の山になっている。
現在の気温はマイナス4℃、7時10分。ここを登るくさのさんである。
予定通りトレースがない。雪は重く重労働である。くさのさんは、全てラッセルを受け持つと張り切っている。自分は、そのトレースを進む。
2番の案内標識の状態である。
3番の案内標識の状態である。
小さななだれも起きている。雪山には付きものであろう。
樹に雪が積もっている。モンスターである。空は最高の天気になった。
この辺から積雪が深くなる。スノーシューでもひざ上はある。絶えずモモを上げて歩くので私の脚の裏側では電流が走ったようになる。日頃使わない筋肉を使っているので痙攣の前触れである。
だんだんと積雪が多くなっている。
標識の状態である。
このトレースのないラッセルを精力的にやられている。自分も脇道で少しやって見たが、とんでもない負荷がかかる。
城前峠に着いた。ここまで2時間である。
あんなにラッセルして大丈夫だろうか。私の太ももは悲鳴を上げそうである。
いい天気だ。
私はここでギブアップした。最終地点で記念撮影である。ちょうど、大辻山も見えている。カメラから撮影場所までヒーヒーいいながらカメラに収まるがギリギリであったことが顔からうかがえる。出発から3時間が経っていた。
下山して、来拝山を撮る。
下山後は温泉である。身体が冷えていたのか、湯の温度は熱く感じた。
13時になっているので、昼食である。マックドへ向かい。グランドセットを頼む。スマホと比べてもその大きさが分かる。
今年の予定などを打ち合わせして帰路に着いた。