これは、<a href="http://ww2.ctt.ne.jp/~takigami/yosei-pass.html" >会員用ページ</a>に掲載した記事です。
■騙された(その5)
騙した方は忘れているらしいが、騙された方は一生忘れない
自分は、先頃まで自然関係の団体に所属していた。こういう団体で活動する場合の鉄則は、役員というか役割を持たないことである。
しかし、気が付くと綺麗に丸め込まれ役割を押し付けられている。
こういう場合は、団体のために作業する時間や作業場所までの移動費は、自己負担になる。やはり、自分は、根性良し何だろうか。
こういう団体の場合は、おうおうにして、研修会を実施する。そして、車を提供した人には会から過分なガソリン代が払われる。原資は、会費である。そして、研修の内容たるは、一部の人間には有効かも知れないが、高い確率で今後活用することのない内容が多い。恐らく、前にどこかで作った内容の使いまわしだろうと考えている。
中には商売をする人もいる。自費出版で製作した書物は、2冊購入したが、一度も開くことなくごみと化し、燃されているコトだろう。
頭に来ているのは、会員を勧誘してお金を取っていることである。
まあ、考えように依っては、一般人を募集するよりは、同じ嗜好性を持っている人に声を掛けた方が集客確率は、高いだろう。
過去に、有償の講義に参加してみたことがある。最初から最後まで苦痛であった。
あんなもん、金が取れる講義ではない、というのがこの時の感想であった。
こんな話に金を払った自分に対して情けなさだけが残った。
■「ブッダのお弟子さん にっぽん哀楽遊行」(笹倉 明著、佼成出版社、2023年)を読む。(その4)
「テレビ~日本人の心が(米国の占領政策もまた功を奏して)受動的な享楽志向へと傾いていった。」
「人とこの世は因果の法則で成り立っている。」
「美味しさは健康の敵、こんな旨いものは危ない~」
「飲食欲は自滅への道~」
「常識さえも疑ってみよ~」
「互いの迷惑を許し合い、助け合う、それで何の不足があるだろう。」
「~どうせわからないものは放っておけ~」
「親を大切にする教えがタイにはある。が、いまの日本にはない~」
「人は、世をはかなみ、失望jしきった日には生きていられなくなる。」
「それもこれも、みずからの“欲”や“無知”という煩悩がもたらした結果~」
「~関係者はみな、いずれ劣らぬ欲にかられた人間であり~」
「もとより、たいしたことのない人間ほど自身を偉く立派にみせようとするものである~」
「どんな失敗にも、他の存在との関係性がある。」
「~従属することは“苦”しみであるという~」
「~人の幸福を経済的、物質的豊かさと同一視するのが戦後社会の通年となった。」
「所得を倍にするだの、列島を改造するだの、宝島をめざす国家社会は、ホドのよさ一つわきまえない~」
「~すべては報いだったのだ。」
「すると、道を逸れていた時間もムダで無かったか?
「余生がどれくらいあるのかはわからない。」