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■騙された(その3)
騙した方は忘れているらしいが、騙された方は一生忘れない
これは、騙された話ではないが、許しがたいと思っているので同等と考えたい。
共に後輩から殴られた話である。
まず一人目は、どれだけ前か計算しなければ出て来ない。年号が3回も変わったので面倒だ。まあ、結婚はしていなかったので40年ほど前としておこう。
何かの飲み会があり、殴った■■くんらと4人から5人で帰宅する時であった。その時の話題が気に障ったのであろう。■■くんは、全員を殴ったのである。自分は、その話題には、無関係であったので、いきずりの被害者であった。
だいぶ後から、人づてに聞こえて来たのは、同期の女性との■■■■であった。しかも、相手が悪かった■■くんの上司である。かなう訳はない。
上司は、離婚後、その彼女と結婚し、■■くんは、地方へ異動になった。
まあ、飲み会が別れのタイミングだったのだろう。
二人目の話である。
(以下は、個人が特定されてしまいますので、会員のみの掲示とさせていただきます。)
(13行省略)
■「ブッダのお弟子さん にっぽん哀楽遊行」(笹倉 明著、佼成出版社、2023年)を読む。(その2)
「~ただ十年の間、何かを書き続ければ何とかなる~」
「巧みな言葉で欲の皮を隠した怖い人影を防ぎ切れなかった愚かさ~」
「贋物を本物と取り違える過ち~」
「~どこからも注文が来ないという案の定の行きづまり~」
「みずからの力不足、選択の誤りなどを、当時はおよそ他人のせいにして真剣に省みることがなかった。」
「要するに、それは自分自身の生き方に問題が多すぎたことによる当然の成り行きと結果だった。」
「~まさにみずからの無知、無明の結果でしかなかった。」
「~なかでも精神性の欠落、あるいは希薄化は、心の豊かさを経済のそれと混同した社会通念にうつされて~」
「まっとうに人生を過ごし切った者は、それに相応しい終わり方をするものだ~」
「私のような者がこの世に存在したこと自体が相手にとっては迷惑であり~」
「期待をかけ過ぎたことが重荷になっていたのかもしれない。」
「この世のすべての姿カタチ、その状態は“苦”である、人間という存在そのものが“苦”である~」
「死因は戦病死とあったが、事実は餓死だったと~」
「いったいどうやって死んだのやら・・・・。」
「お国のために死ぬことを名誉とする風潮は、当時の世を座巻していたが、母性の真実はそれとは次元が違っていた。」
「~問題のない家なんか一つもないよ。」
「もっと大きな根本の問題は、戦前には“修身”などとしてあった精神教育、つまりは人間性を培う教育がおよそ皆無といってよい状況に曝された~」