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■騙された(その4)
騙した方は忘れているらしいが、騙された方は一生忘れない
これは、騙された話ではないが、精神的に大きなダメージを受けたので記すことにした。
自分は、自然関係の団体に属していたことがあった。これの関係で儲けようとか、小遣いの足しにしようという気は無く、自然に親しんでおればなんか安らぐということがきっかけだったような気がしている。
しかし、多くの場合、交通費程度は出るものだと考えていた。まあ、鍋であったり、ペットボトルのお茶だったりである。
ある団体のイベントに打ち合わせからの参加を頼まれ、何回か打ち合わせし、実施にも携わったが、■■■■■■■■。まあ、それならそれで良いが、問題は、このイベントが、僅かな金を出したスポンサーのPRに使われたことであった。
結果的に自分達は、スポンサーの宣伝のために、自らの時間や移動費を自己負担して、活動したことになった。
この時の虚しさは、今思い出しても心が張り裂けそうになる。
金は、出すけど口は出さない、という真摯なスポンサーがあるとは、とても思えないが、体よく利用されてしまったことに対する屈辱感は、騙された以上の衝撃であった。
■「ブッダのお弟子さん にっぽん哀楽遊行」(笹倉 明著、佼成出版社、2023年)を読む。(その3)
「次から次、みんな死んでいく・・・・」
「みんな、何らかの問題を残して死ぬのかな」
「人間は老・病・死といった自然の理、無常と無我の法、因果の法則に従って生きるほかはない。」
「~人間教育の大事は、~戦後の教育制度のなかで押しつぶされた。」
「仏法にいう無明、すなわち無知の怖さにも気づかず、自分勝手な考えと行動でもって生きてきた。」
「まさにギリギリの、一切の贅沢をしない、歩きが基本の旅だ。」
「原則として無一物、無一文である。」
「その瞬間、これでわが命も終わりかと感じたものだ。」
「いまは仕事を干され、ヒマをしているから~」
「人には何が起こるかわからない。一寸先は死が待っているかもしれない。」
「心配も苦のうちである。」
「時間を買う必要がない旅であることを忘れるなかれ。」
「甘いは旨い、しかし甘いものには毒がある。」
「~心得るべき基本はただ一つ、命を正しくつなぐものであればよい~」
「環境要因と欲の合作がガンなるもので、生活習慣病とは飲食欲病である。」
「ラクなほうを選んだつもりがそうではなかったことが、これまでの人生でいくらでもあったような気がする。」
「東京タワー~正式名称は、日本電波塔というらしい。」