8月20日の日記

新聞を読んで
 富山市役所から雄山までのウオーキングが始まったと報じていた。58kmを
2泊3日で行う。64人が市長らと同行する。実をいうと広報でこれを知った時
に申し込もうと思った。しかし、金、土と仕事を休む訳にはいかない。またの
機会を待つことにした。負荷的には楽である。ホテル、山小屋泊まりと大名ウ
オーキングと嫌味を言えば誰かを傷付けることになるので黙っていよう。

読書をして
 「トレッキング実践学」(高橋庄太郎著、エイ出版社、2010年)を読む。
 自分の山行について考える。要約すれば、なるべく交通機関を利用せず、山
小屋もなるべく利用せず、衣食住を背負って、山々を自然と同化しながら、一人
で歩くことと言える。しかし、先の薬師岳引き返しのショックを引きずっており
年齢的に無茶な考えではないかと考えいた。テントを背負えば重すぎて途中で
バテてしまうようでは語る資格がないということだ。
 そんな時に、この本に出会えた。安心した。特に「一人で山へいくべきでは
ないということは嘘である。」の力強い言葉に覚醒したものだ。自分の進むべき
方向は誤っていなかったとホッとした。最近、山小屋の楽さを体験したので
ここらで原点に戻ろう。リュックは家人のお古である。テントは量販店の安物。
 そろそろ本格的に山をやろうかと考えている。そのためには、大きなリュック
軽いテント、シュラフ、雨具、発汗性ウエアが新しく必要になる。