電子ペーパー

「シニア留学ガイド」(シニア留学研究会、九天社、2007年)を読む。
 いい歳こいて、留学でもなかろうに。この本を見たときに直感が走った。頭の中はドイツに滞在してモンブランなどのトレッキングコースや登山をやっている自分の姿があった。こういう時のためにドイツ語を学んでいたんだと偶然に感激している自分が見える。
 この本は語学の重要性に力点があった。しかし、例え明日ドイツへ行って数カ月住むことになってもやるとげる自信はある。英語圏ならなおさら楽である。決して語学が堪能ではないが、生活するには語学は二の次というクソ度胸を持っている。学生時代に留学したがデパートでドイツ語が全く通じなかったことを思い出す。せめて、国内で日常会話程度は身につけて渡航したいものだ。ドイツ語検定なるものが出来ているらしい。自分が学生の時にはなかったようだ。一番下の級から受験してみようかと考えているが、会社勤めをしている期間は無理そうだ。自分にとっては英語よりドイツ語が重要だ。

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 電子ペーパーがやっと出てきた。iPADやキンドルが出てきたがその他沢山登場するであろう。これで会社の会議も劇的に変わるだろう。会議資料などはコピーせず送信しておけばいいのである。2010年はコピー文化が終了した年と歴史は語るだろう。世の中電子書籍の話で持ちきりである。自分としては本は紙で読みたい。電子ペーパーは購入しないということに決めている。登山などでも登山道がそのまま電子ペーパーに出てきて遭難リスクが小さくなるという記事もあったが、自分は地図とコンパスにこだわりたい。なぜなら、電気がないとただのお荷物になるということを携帯電話で懲りているためである。本は持った時の手に当たる重厚感がいい、新刊本の場合、インクのにおいが読書意欲を増進してくれる。読みたくない部分は読み飛ばしたい。これがなくなるのは味気ない。大きな本、小さな本があって面白いんじゃないかなあ。画一的な機械を通しての読書は自分にはなじまない。しかし、食わず嫌いかもしれないので少しは調べてみるとするか。