霜柱

■「ぼくたちの品格」(佐伯邦夫著、桂書房、2010年)を読む。
 最初は、登山関係のエッセイを期待していたが、少なかった。しかし、学校の先生らしく全体に面白かった。やはり地元の地名や方言が出てくると身近に感じる。

■霜柱
 朝は冷える。残雪の上を歩いてみる。堅雪渡である。小さい時は遊びでやっていたことを思い出した。この体重では沈むと思い慎重に足を乗せゆっくり体重を移動させると乗ることができた。2月の雪はこうでなくてはいけない。もう少し歩くと歩道脇の整地されていない場所に霜柱が立っていた。最近お目にかかっていない。最後に意識的に見たのを覚えていない。土の中の水分が凍って体積が増えるため地面を持ち上げるようだ。(正確には調べていない。)足で踏みつぶすと心地良い感触が伝わった。