13日の金曜日

■戒名は自分で決める(島田裕巳著、幻冬舎、2010年)を読む。
 葬式で無駄だと考えていた戒名について歴史的背景や宗教側の意態度など丁寧に解説してあった。そもそも、故人を彷彿とさせるような戒名でなけれな意味がないと思っていたが、最近は故人のことを知らないお寺さんが、パソコンで付けていると聞いて怒り心頭であった。付け方はいたって簡単である。自分でつければ5分とかからない。著名な人には自分で付けた人も多い。しかし、最後まで読んでみて考えが変わった。戒名料で100万円とか200万円とかは例外として10万円ぐらいであったら払ってもいいと思うようなった。お寺の生活を守ることも檀家の義務であろう。

13日の金曜日
 久しぶりの出張である。スケジュールは完璧に組まれていた。奈良は初めてである。出張の愉しみの一つに地元のランチがある。ちょうど訪問先の前にうどん屋さんがあったので、関西風手打うどんを楽しみにしていた。しかし・・・。
 昨日の大雨の影響で30km/時区間がありで湖西線が28分遅れて京都に到着。乗り継ぎ後の、みやこ路快速は遮断機の故障で12分遅れが重なり、桜井線の待ち時間15分で昼食を済まさなければならなくなった。奈良駅の下においしそうな食事何処が連ねている。しかし、時間がない。MOSがあった。入って注文を聞かれたので「一番早いモノ」としてチーズバーガーを頼んだ。ポテトとアイスコーヒーセットで500円。安くないなあ。でも温かい食べ物なので贅沢は言っておられない。最終駅についた。無人駅である。タクシー会社に電話すると行くだけで30分かかるとのこと。♪歩こう〜、歩こう〜、私は元気〜。
 こんなに付いていない日は珍しい。