涙もろくなった

■「快老力」(太田典生著、イースト・プレス、2010年)を読む。
 1タイトルが見開きで完結しているので、必要なところだけの拾い読みもできる。しかし、自分は全部読んだ。いろいろな事例を引いてあり、少し難しかったか。
 般若心経の教えを一言で表すと「物には物差しはない。物差しは自分自身の心が持っている。」
 人生で大事な三大栄養素は、愛と笑いと感動だそうだ。

■涙もろくなった
 加齢というのだろうか。ちょっとした場面でも心にジ〜ンと来るようになった。今日のはあるタレントの自殺報道である。名前も知らず顔も知らないけれど若くして自決された。三島由紀夫は自殺とは思考の自殺であると言っていた。芥川龍之介川端康成、太宰 治と最近では、あの作家(名前が出てこない)。これとは別に、歌の歌詞でも思わずこみ上げるものがあり歌えないのがある。よしだたくろうさんの「〜星を数える男になったよ〜」のフレーズは歌えない。ザードの歌も歌えない。加齢が進んで華麗になりカレーを食べよう。ああ、寒い。