ランニング

■「葬式のはなし」(菅 純和著、法蔵館、2010年)を読む。
 いままで、葬式不要とか戒名はいらないという本を読んできただけに、この本の主張の方に魅かれた。高い安いは価値観の違いであること。葬式は、最期の儀式であるということで敬意を表す意味でも必要である。この線で行こう。もちろん、派手なのはお断りである。

■ランニング
 今日帰宅したら家人が残業で遅くなるという連絡が子供の携帯に入っていた。さっそく、山王まつりをせがまれる。毎日行っていることになる。車がないのでバスということになる。子供と二人家を出る。バス停に着いたら20分待ちであった。しかたがないか、と思っていると、「走るぞ!」と子供の声。「えっ!」と驚く。西町まで2kmはある。体育会系のノリにはついていけない。このやり取りをバスを待っていた人が聞いており、まさか!という表情をしている。しかたがない、歩くか観念して歩きだしたら、「遅い!走れ!」と叱咤の声。体重が重く走るとひざをやられるので禁止されていた。ジョギング程度の走りをする。汗が出始める、早足に変えるを繰り返し500mほど走り、歩きだした。「しかたがないなあ」と子供の声。いったい、どんな教育を受けているんだ。親の顔が見たい。結局、バスには抜かれなかった。山王まつりには変わった露天が出ていた。ラーメンバーガー、韓国の肉まんのようなもの、夕飯前であったので食欲をそそられたが、お目当てはベビーカステラであった。あんなものどこで買っても同じ味だと主張するも、違うの一点ばり。20人ほど並んでいる露天で買った。前夜祭の時にも食べさせられたが、びっくりするような差ではない。空腹が我慢ならずカラアゲを食べ歩きしてバスを待った。帰りは5分待ちぐらいであったのでよかったが20分ほどあると、「よし、走るぞ!」となったろう。ヘトヘト。