暑い日

■「ホームレス博士」(水月昭道著、光文社新書、2010年)を読む。
 この著者の前著も読んだが、真実が記されていると信じている。自分の子供だけは大学院には行かせたくないと強く思う。この本を通じて、自分が感じている我が国の何かへんだなあというところを整理して代弁してくれたようだ。特に無知な事業仕分けの影響がここまで出ているとは驚いた。最初、事業仕分けを見た時に、これでは日本はダメになると強く思ったものだ。一番驚いたのは、世論に支持されたかのようにマスコミが絶賛したことである。活力のある時代を作るには無駄というかゆとりは必要なのであると感じているのは自分だけだろうか。しかし、これはマイナーな意見だと思っているので広言はしないでおこう。
 サリン事件を思い出した。知識人のパワーが負に向かうと恐ろしいことになることを証明してくれたような事件でななかったろうか。
 人生とは「やりたいこと」をするのではなく、「やらなければならないこと」をする、は心にずっしり響いた。

■暑い日
 暑い日は 窓を開けて眠ろう
 扇風機など使わず 自然の風に当ろう
 寝苦しければ 外で寝たら どうだろう
 蚊に刺されて 痒い 痒い
 これ 行 である