雷雨

■「狂人三歩手前」(中島義道著、新潮社、2006年)を読む。
 日常の三セットとして、書く、読む、考えるは良かった。兄弟との絶縁、妻との国際別居、年賀状は書かないことを徹し、何を考えているのかと言うと、「もうすぐ、死んでしまう」ことを真剣に考えている。これは、6歳から続いているというところに、非凡さが垣間見える。
 中島節健在である。
その1「どうせ死んでしまうのだから何をしても虚しい」
その2「どうせ頑張っても人生は偶然に左右される」

■雷雨
 カミナリを伴う大雨である。この時期はこれがあるから怖い。いや、山の上の話だけれども。窓を開けられないので蒸し暑い。今日は精神的に疲れたのですぐ眠ろう。