はげまし

■「山に遊ぶ心」(中野孝次著、小沢書店、1997年)を読む。
 薄い本であったが、時間がかかった。本文の中に詩や短歌、俳句がちりばめられていること、写真が入っていることによる。短歌を反復し、その心情を思い描きながら読むとどうしても時間がかかる。写真は素晴らしいものであった。乗鞍岳雨飾山とおなじみの山も登場した。極貧生活のなかから生まれた作品には、感情移入してしまう。

■はげまし
 「山との距離を置く」と宣言したら、励ましのメールをもらった。正直、涙腺が緩んで仕方がなかった。自分のような者にここまで心配していただけるなんて自分はなんと幸せなのだろう。一方、どうせ一カ月もすれば取り消すのだろうという意見も耳に入って来た。
 残念ながら山との距離を置くという意思は変えない。現在所属しているサークルの企画と単独行の山行のみになると考えている。
 再開の目途についても考えている。おなかの脂肪が取れた時点を再開時期にしている。(永遠に無理だろうが!)それまでは、基礎トレーニングを目的の山行が主体になろう。
 すでに約束(公言)してしまっている山行は当然実施する。