無題

■「定年後は『いきいき脳』を鍛えよう」(高田明和著、亜紀書房、2005年)を読む。
 気軽な本かと思ったらお医者さんの書かれた本で専門的な内容だった。長らく呼吸法について忘れていたが、この本で思い出すことができた。数息法についても昔10代のころに凝っていたが、それ以来忘却の彼方であった。再度実施してみたい。呼吸の重要性は登山でも思い知らされているところである。
 言霊について書かれている。自分は言葉によっていったい何人の心を傷つけてきたのだろう。かなりの数に登るはずである。このことを懺悔したい気持から歩くことを決めたようなものだ。人生の総決算である。いままで言葉で傷つけてきた人達にお詫びしながら歩く旅である。般若心経を唱えながらである。この本にもあるようにお教は覚えなければならないのである。
 疲れたらすぐ眠る。これがいいのだそうだ。もう実践しているか。