台風一過

 ■「修行のススメ」(修業のススメ取材班編、山海堂、2007年)を読む。
 冒頭から引き込まれた。「捨てて生きる生き方」には、覚醒の感がある。昔から座禅には興味があった。どこかで教えてくれるところがないかと思っていたら、いい本である。こんなにたくさんあるのなら、地元で探そうということになった。
「少欲知足」いい言葉だ。四国八十八か所霊場秩父三十四か所観音霊場。西国三十三
ヵ所札所。坂東三十三ヶ所音霊場。これらは、回ってみたいものだ。

■台風一過
 各地で甚大な被害を引き起こした台風が通り過ぎて行った。そして、歌人の辺見さんが亡くなった。知事公舎後の文学館の館長に決まっていたのに残念である。文芸欄では投稿される短歌を受け持っている。
 辞世の句を読んだが、意味が分からないが何となく感じるものがあった。
 明日からは暑くなりそうである。もう10月である。高い山では初雪の便りもちらほら聞こえてきそうである。