春うらら

■「あなたが会社を去る前に」(飯田史彦編著、同朋舎、1998年)を読む。
 著者は、以前から知っていたし、2冊ほど読んでいた。
 会社を辞めることそのものを賛美してはならない。無駄なものを認めることが素晴らしい。涙無くしては読み進めない部分もあった。
 病気は、いのちを守るための警告である。死んでいる暇なんかない!
病気になっても病人にはなるな! 絶望に向きあい、希望にたどり着く。」」


■春うらら
 道端の寝雪もいつのまにか見えなくなり、本格的な春の訪れである。
上着の下に着ていたベストも来週からは付けなくても良さそうだ。
 もうすぐ、田圃のあぜ道には土筆やタンポポが姿を見せるであろう。
 昔から、春眠暁を覚えず、というのがあり、明日あたりはゆっくり朝寝になりそうだ。
陽気が穏やかだと、心も弾む。春の嵐には気を付けなければならないが、頬に当る風は心地よい。
自然に周りの景色を眺めてしまう。山はまだ白い。
春の訪れを真っ先に告げるのはマンサクの花である。真っ先に咲く花から先ず咲く花となりマンサクになったと知人から聞いた。黄色いクルクルが特徴である。
雪割草も春の使者だろう。今月下旬に『雪割草を探そう』という催しものがあったが、子供の引っ越しのため参加できない。
子供の教育方針として、早く自立を促す目的で高校卒業後は一人暮らしをさせることにして、意見が一致した。市内だけれど下手な勉強よりもよっぼど子育てになると考えている。
そういえば引っ越しも春ならではというところか。