尖山

■尖山
 もう限界だった。先週も、先々週も山へ行っていない。今週は雨だろうが、雪だろうが行くつもりでいたが、昨日の大雨に出鼻をくじかれ、いらいらしていた。今日の天気予報は雪であった。「やった〜!」雪なら行けると車を走らせる。家人を職場に送って、尖山(とがりやま)へ向かう。
 ズボッ、ズボッの連続であった。「何故だ!」(重いからです〜)
 両足を取られて、どろんこ道にドボン。間一発で顔は避けられたが、ズボン、上着は泥だらけ。あんたダラけ! すれ違う人が避けてくれる。「何故だ!」(近寄らない方がいいと思ったからです〜)
 雪解け水で洗い流す、ということは全身水浸しと同じ意味である。
 駐車場に戻って、上着のポケットの中の小銭入れが無いことに気が付く。あ〜ぁ!
 ポケットに入れてあった小銭いれは、前に倒れた時に、慣性の法則によって、ポケットから飛び出して、前の泥水の中に入ったと思われる。花柄だったら分かったかもしれないが、こげ茶色である。泥水と同化してしまったらしい。
トホホホホホホホホ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

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