昨年の春山遭難

■「書くことが思いつかない人のための文章教室」(近藤勝里著、幻冬舎、2011年)を読む。
 学校の授業のような構成になっていた。と、思ってタイトルを見ると文章教室となっている。この手の本は数冊読んでいると思う。論文を書くときに3冊ほど読んだのが最多であろう。たまに、こういう本を読んで記憶を呼び起さないとすぐ忘れて自己流になってしまう。自分の結論は、「書きたい!」と思った時に書けばいいと思う。一生アマチュアでいよう。

■昨年の春山遭難
 県警の春山1号が出ていた。アルペンルートも開通するのでそろそろ春山の計画が立っている人も多いだろう。自分もその一人である。毎年だが、昨年の遭難を確認しておくことにする。この時期はあまりにも危険なため、頑張らないことにしている。

(1) 4月18日、富士ノ折立で登山中の大分県32歳男性が、雪面でスリップして滑落し死亡した。
(2) 4月24日、朝日町笹川の山中で山菜採り中の富山県57歳男性が、斜面でスリップして滑落し死亡した。
(3) 4月30日、剱岳で登山中の福岡県42歳男性が、大雨で低体温症となり死亡した。
(4) 5月1日、黒部峡谷で登山中の東京都33歳男性が、斜面でスリップして滑落し左足を骨折した。
(5) 5月5日、立山室堂平でスノーボード中の富山県34歳女性が、バランスを崩して転倒し腰椎を骨折した。
(6) 5月11日、立山雄山で登山中の静岡県47歳男性が、雪面でスリップして滑落し死亡した。
(7) 5月14日、立山雷鳥沢でスキー中の兵庫県70歳男性が、バランスを崩して転倒し左足を骨折した。
(8) 6月5日、剱岳で登山中の神奈川県68歳男性が、落石に当たり右足を骨折した。
(9) 6月8日、前剱で登山中の和歌山県66歳男性が、雪面でスリップして滑落し腰椎を骨折した。
(10) 6月19日、前朝日岳で登山中の石川県55歳男性が、登山道でスリップして転倒し右足を骨折した。