自転車

■自転車
 高田渡の唄に「自転車に乗って」というのがある。割と好きな方である。夕飯後くつろいでいると階下から呼び声がする。上の子供をアパートに送り届け21時に下の子供を塾へ迎えにいかなければならないということであった。しかし、30分間でである。
 アパートまで片道20分は掛るということで、一人が車、一人が自転車ということになった。上の子供を送り届けた後、5分遅れで塾に向かうも既に出た後であった。どうせ歩いているので、道をつけるとローソンの前で確認できた。
 「お父さんは運動しなければならないので、自転車で行って!」
ということになり、自転車で帰宅することになった。なんとハンドルが曲がっている。これを満身の力を込めて直し、サドルにまたがった。ありゃ!こりゃ!と慣れるまで時間がかかる。最後に自転車に乗ったのはいつだったろうか。
 帰路を風を切って走る自転車は気持ちがよかった。ギアを重くしてトレーニングも兼ねることができた。
 最近職場でも自転車通勤者が増えているような気がする、

■訃報
 今しがた同級生から電話が入った。同級生のI君がアユ釣りの最中に川でおぼれて亡くなったという知らせであった。27日の平日にお通夜がある。職場は知っているので知人が沢山集まると思う。いつも笑みを絶やさず小太りが似合う奴であった。年末のクラス会とI君の職場の忘年会の日がいつも同じなので、クラス会をお盆にやろうという話が進んでいた矢先であった。葬儀場は車で30分くらいの場所なんだが自分はマイカーを放棄しているので、移動手段についてしばし熟慮中である。
 知らせてくれた友人が自分のHPを見てくれていると知った。たまにはコメントでも欲しいと言ったところ、唖然としてコメントをすることができないと返ってきた。そんな評価があるとは露ほども思っていなかったので、こっちが驚く番であった。