ある見解

■「新田次郎 山の歳時記」(新田次郎著、山と渓谷社、2012年)を読む。
 生誕100年に当るというので出版されたようだ。この人の本は何冊か読んでおり、そつ都度深い共感を得ている。安心して読める。嫌味がない。押し付けがましさがない。なぜだろうか。おそらく、バックボーンが大きいのではと考えていた。それらの片りんがこの歳時記にうかがい知ることができる。膨大な量である。ということは、これのバックボーンは想像できないくらい
である。これがプロの作家というものかと感嘆した。

■ある見解
 誰かのHPの内容をそのままコピペする。
 『老後無き人生が始まろうとしている。一生働かざるをえないのだが、果たして大量の高齢者の雇い口はあるのか。無論、悲観的な答えしか返ってこない。高失業率となっている若い世代は言うまでもなく、貯蓄も目減りし、貯金ゼロの世帯が増す中、悠々自適の老後など夢のまた夢である。かつて1億総中流といわれた日本の面影は、今やない・・・。』
 『脱サラ・独立はするな。現在の職にある者は、給与待遇等が悪いからといって、会社を辞め、独立をすることは無謀である。まして、多額の借金をしてまで独立することは、生を棒に振るのも等しい。どんな分野でも新事業も成功しないのが、この大不況、恐慌なのである。失業者が増大し、消費が冷え込むなか、買い手は不在となり、B To B、企業相手の事業であっても、まったく見込みはない。現職にある者は是が非でも会社にしがみついた方がよい。転職しようとしても、キャリアアップにつながるどころか、再就職できないまま長期失業者に陥る確率が高い。やがて無収入となり、貯金も付き、生活保護も受けられず、生活が破綻し、借金地獄、ホームレスへと転落してしまう人生が待っているのである…』
 もし勤務先に再雇用制度があるのなら、たとえわずかな収入でも積極的にエントリーすべきです。家計が劇的に改善しまFさんの会社の再雇用制度の待遇はかなり厳しく、年収は7割カット。