同級生

■同級生
 県外に勤めていたTさんが、地元に帰ってくるというので、県内の同級生達で飲もうということになった。幹事役のYさんの努力もあり、なんと先生を加えて15人も集まった。市外からも参加してくれた。このクラス学生時代はまとまりがないような気がしたが、クラス会は毎年暮れにやっている。この日が職場の忘年会と重なっており、夏にやってくれといつも言っていたIさんは、今年鬼籍に入ってしまった。
 このころの話題といったら、仕事の話はまず出ない。健康のこと、趣味のことに始まり、急に時間が40年前まで飛んでいく。
 笑ったのは、だれかが葬式で献花を送る予算が6名分あります、早いもの勝ちです。と言ったときであった。すでに4、5名(自分が知っているのは、Yさん、Fさん、Iさん、Tさんであるが)はこの世にいない。
 卒業以来ではなかったかNさんが来ていた。家が近いのでよくマージャンをしたものだった。
 これで暮れのクラス会はいらないだろうと考えていたが、それはそれでやるとのことであった。今年は氷見の民宿Gでやるとのこと。また、歩いて行くプランを練らなくてはならない。