年明け増税ラッシュ

■「我が人生筋書き無し」(小山内美江子著、かまくら春秋社、2012年)を読む。
 元気な方である。80歳を越えて新聞に経歴を書き綴ったものの単行本化であった。「3年B組金八先生」などの脚本を担当された先生である。この金八は、先生役の武田鉄也さんの役名は例えば金田八郎のような名前が短縮されたものと考えていたが、金曜日八時の放映されるドラマで金八ということが分かった。ここから多くのスターが出て国会議員になられた方もいる。
 脚本家は原本に基づいて話を組み立てると考えていたが、多くの取材もこなさなければならないと知り勉強になった。
 いい言葉があった。「何事も『自分で考え、行動し、責任を持つ』そのような人材を世はいつも求めているのだ。」
 困ったときだけお互い様、上手く行った時はわしがワシがの大合唱、失敗した時はアイツのせいだという風潮が続いているなかで、重い言葉であった。
 最後に、脚本家というのは筋書きが持ち味であるにも関わらず、その人の人生には筋書きが無いというタイトルは流石だと感じた。

■年明け増税ラッシュ
 あるブログからの抜粋である。
 東日本大震災の復興費用を捻出する「復興増税」が、年明けからスタートする。1月にはまず、所得税増税され、年収500万円の4人世帯で年間1600円が上乗せされる。徴税期間が異なる住民税や法人税増税も、順次予定される。平成26年4月には消費税増税が控えており、厚生年金保険料など社会保険料上昇も合わせ、28年には約33万円の負担増になるとの試算もある。
 復興増税は、所得税と住民税、法人税が対象。所得税増税は、25年1月1日から25年間にわたり、納税額に2.1%分が上乗せされる。サラリーマンは、1月分の給与から適用される。
一目でわかる「増税」カレンダー
2012年  6月 児童手当に所得制限
          住民税の年少扶養控除の廃止
       8月 東電の電気料金値上げ
      10月 厚生年金保険料の増額
          地球温暖化対策税(環境税)の導入
2013年  1月 復興特別所得税がスタート
          給与所得控除に上限
       4月 国民年金保険料の増額
      10月 厚生年金保険料の増額
2014年  1月 株式などの配当・譲渡益の税率アップ
       4月 消費税が8%に
       6月 復興臨時住民税がスタート
      10月 厚生年金保険料の増額
2015年  4月 国民年金保険料の増額
      10月 消費税が10%に

なめこづくし
 山で獲って来たなめこが沢山ある。今朝は味噌汁の具になっていた。大きいので6分割である。腰があった。軸の部分は堅く容易に噛み切れない。
 夕飯はなめこ鍋である。この風味が堪らないねえ。