やってはいけない節約

■「サマー・レスキュー」(秦 建日子著、河出文庫、2012年)を読む。
 まず、著者は男性なのか女性なのか?から読み始めた。最後まで分からなかったが男性のような表現であると感じた。
  第一話から遭難の話がリアルに書かれている。テレビドラマにもなったので脚色もしてあると思うが、本当にあったように感じた。中には、涙腺が緩む箇所もあったり、まさかこれは脚色だろうと思うところもあった。
 『山で死んではならない。』という強烈なメッセージは伝わってきた。

■やってはいけない節約
 日経BPからの抜粋である。
〜3つの「ダメ節約」〜
信頼を失うような節約
 「お金がもったいない」と食事会や飲み会などの交際費を削りすぎると、職場の仲間や友達との人間関係まで失ってしまう。

後々損をしてしまうような節約
 安さを重視しすぎる余り質を無視して買いモノをするとすぐに故障するなどして、結局損することに。

健康にまで影響する節約
 自炊をするのはいいことだけれど、食費を削りすぎて栄養バランスを損ない、体調を崩すようなことがあっては本末転倒。
【交際費編】
「私は○杯しか飲んでいないので△△円ね」ときっちりワリカンをする
お金を使うのがもったいないので、会食や飲み会は毎回断る
プレゼントをすべて手作りにする
飲み会やデートはすべてクーポンが使える場所にする
【食費編】
体調に支障を来すほど、食費を節約する
スーパーの値下げタイムまで、1時間以上待つ
【衣料・美容費編】
化粧品通販の無料サンプルに応募しまくり、DMの嵐に遭う
安い洋服にこだわりすぎて、質を無視する
【日用雑貨費】
会社のティーバッグや文房具などの備品を私物化する
ネット通販で価格を重視しすぎて、信頼できない店で購入する
あらゆる店でポイントを貯めようとする
【自己投資】
お金がかかるからと自己投資を一切しない
新聞や本は読まずにネットのみで情報収集する
無料だからと、商品セミナーなどに参加しまくる