石器時代

■「ぼくらの黒(ブラック)会社戦争」(宗田 理著、角川つばさ文庫、2013年)を読む。
 小学生向けの内容であった。しかし、面白かった。痛快なおばあさんが登場して悪をやっつけるところは良かったが。携帯を操作でき、人間の言葉を理解できるネズミが登場すると、アレッ!と思ってしまった。しかし、このネズミの活躍がキーであるので、それなりに面白かったが、これで空想物語になってしまったのが残念であった。テーマもイジメやモンターペアレントブラック企業などを扱っており、子供向けとはいえ、それなりに為になったようだ。

石器時代
 テレビはあまり見ない方であるが、ディスカバリーチャンネルはたまに見ている。先日、現代人10人がジャングルに入って石器時代を体験するという番組をやっていた。近くで専門家が見守る中での撮影である。住居はなんとかなっていたが食糧が5日もなく2名がリタイヤで最後に大きな鹿の一種を捕獲した。火を起こすことと水、食糧の重要性が分かり、サバイバルの参考になる。もっとも若く勇敢な若者がリタイヤしたことには驚いた。体力よりも精神力が試されるのだろうか。プチ絶食もリバウンドがあるし、少しずつ慣らしていくのがいいのだろう。