クマ被害

■「頼むからほっといてくれ」(桂 望実著、幻冬舎、2012年)を読む。
 登場人物名の章ごとに、完結しているように思え、前後の関連がなかなか分からずに読み進む。まもなく、同じ登場人物名の章が出てくる。年代が違う。10歳から40歳代までを綴っていることがわかる。テーマがトランポリンという、どちらかといえばマイナーな協議であり、知らないことだらけであった。
 どこの世界でも同じだと思うが、オリンピック選手の引退後の生活を10代のころから考えているんだなあと感じた。

■クマ被害 
新聞より抜粋である。
会津美里町西本の山林で行方不明の男性が遺体で見つかり捜索中の警察官など4人がクマに襲われた被害で、会津若松署は29日、男性の遺体を収容、所持品などから山菜採りに出掛け行方不明となっていた会津若松市の無職斉藤澄雄さん(78)と分かった。斉藤さんの顔や胸にクマによる複数の傷があり、検視の結果、死因は失血死と判明。クマに襲われたことによる死者は今年初めてで1人が死亡、4人が負傷する惨事に発展した。夏山シーズンの到来で山菜採りや登山で入山するケースが増えてくる。しげみに分け入ることもあり、専門家はクマの縄張りに入り込んでしまう危険性を指摘する。」