駆け込み消費

■「小鳥来る日」(平松洋子著、毎日新聞社、2013年)を読む。
 エッセイである。エッセイに期待しているのはほのぼのとした日常である。この本は期待を裏切らなかった。新聞の連載を単行本化したものだが、女性の視点も違和感がなかった。

■駆け込み消費
週間ダイヤモンドからの抜粋である。
「来年4月から日本経済が失速し、マイナス成長になる可能性が極めて高いと考えています。そして、“アベノミクス一巻の終わり”になるでしょう。
日本経済の実力そのものは、1ドル120円ほどなのです。ということは、そこまで円安に戻ることは何も問題なく、むしろ正常といえます。ですから、まだ円安の余地が少なくとも2割はあり、日銀が追加の金融緩和を行えば、1ドル130円ほどになる可能性も私は十分あると思います。
これからは、経済は成長しないのに、物価だけが上がる構造になります。貯金は目減りさせないようにしましょう。また、年金の実質価値も、ものすごい勢いでこれから下がっていきます。ですから、老後の備えもすべきですから、物はなるべく買わない方がいいでしょう。まずは、収入から貯蓄を“はねる”ことです。給料日には月給から先に貯蓄に回して、残りのお金で暮らす算段を考える。後から貯めようと思って貯まった人はいません。」